2012年06月07日
セパレートの本領発揮は夏着物
すでに時代遅れな感じですが、昨日はやっと見られました、太陽に張り付いた、黒い点!!
金環日食も、そのあとの月食も、ビミョ~~~なところで見られなかったんです。今回の金星は、6時間も猶予があったからよかった。正午ごろようやく太陽が出て、見つけた時には「おおっ!わぁ~~~~」などと、人通りのないところではありましたが、道の真ん中で一人で大声を出してしまいました。
あれが金星だとすると、金星の大きさもろくに知らないのですが、とにかくずーーーーっと遠いところにあるんだねぇ~~という感じがしました。それから、専用グラスを通してみると、太陽も月みたいに見えますね。太陽の前を通り過ぎる雲の動きもよく見えて、なにかとても大きな空間にぽっかり放りだされたような気分でした!
さてさて、昨年に引き続き、今年も作りました、新之助上布×小梅、真夏の着物です。
井戸端の時にブログでもご紹介しましたが、こちら期間限定販売になりますのでもう一度紹介させてください!!
こちらは、近江上布の織屋さん、新之助上布さんの、広幅(服地)で誂えているわけですけれども。
先日の井戸端で、新之助上布さんの、大西師匠にお会いできましたので、広幅と小幅の違いについて教えてもらいました。材料や、織り方は同じ。ただ最後の仕上げの念の入れようが違うとのことでした。ものすごく簡単に言えば、小幅なら5回するところを、広幅は1回で済ますとか、そういうことだそうです。
それで、仕上がりに違いはありますか?と聞きましたら、しぼのたち具合が違うので、微妙に風合いも違うそうですが、師匠にはそれがわかっても、ユーザーには区別がつかないだろう、とのことでした。はい、新之助上布に関してはまるっきりユーザーレベルの私にも、区別がつきません…。
では、広幅を小梅のセパレートにするのは、着用面で何の問題もないですか?とお聞きしたら、何の問題もない!とキッパリ言っていただき、よ~し来年以降もまた作るぞぉ!と勇気がわいた次第です。


真夏の風 44000円 ずいぶん色が違いますが同じ着物です…。卵色のこまか~いギンガムです。
さぁ、真夏には何と言っても麻100で、ということをことあるごとに申し上げておりますので、そろそろ「そうなのかなぁ…」と綿麻ではなく麻が気になってきた方もいらっしゃることと思います。はい、そうですよ!綿麻より麻の方が涼しいです!
上布と言われるような繊細な麻生地は、糸にこんにゃくの糊をかけるんだそうです。そうすると、あのつるっと冷たい感覚が出るんですって。しかも洗ってもその風合いはなくならないそうです。誰がそんな大発見を……。昔々の誰かさん、すごいですね、よくぞそんなことをやってみてくれた!!
実際、触ってみるとヒンヤリした感じがしますし、また手に取って垂らしてみると、つるり、しゃりりと落ちる感覚があります。きれいに畳んでも、つるっと崩れてしまうこともあるくらいですね。
それでいて、着れば体につかず離れず、生地と体の間に風が抜ける空間ができて、ス~ス~涼しいのは麻ならでは。
と、ただでさえ涼しい麻着物をですね、セパレートにするとどうなるかと言いますと!
小梅の着物には、上着、スカートそれぞれ、共布の紐がもうついちゃってますので、胸紐・腰紐・伊達締め、な~んにもいらないんですわ。さらに真夏に着物を着たことのある方は、紐1本でも暑いあの感じをご存知と思いますけれども、小梅着物ですと、襟元、胸元、背中と、風が抜けるようにゆったり着つけたとしても、襟に縫い付けられた紐がありますので、絶対着崩れないんですわ。
また、躊躇なく自分で洗濯機できるように、ミシン縫製にしてあります(袖口、スカート端、裾など一部手かがり)ので、汗をかいたら畳んでネットに入れて、弱水流(ドライモード)で洗ってください!上下に分かれているために、普通の物干しざおで干しても引きずらず、扱いもラクラクです。しかも、新之助上布はしぼ加工なので、形を整えて干しておけば、あとはきれいに畳めばアイロンいらず。
あこがれの夏着物も、洋服並みの気安さで袖を通していただけるというわけです!
ですからね、「セパレート?ふ~ん別にわかれてなくていいわ」という長着派の皆様にも、この夏着物だけは、ぜひセパレートをお試しいただきたいと思っております。
7月26日ご入金確認分までの期間限定販売です。売り切れ次第終了になります!
生地サンプルは小片ですが無料でお送りしております。ご希望の商品名と住所、お名前を info★hajikimo.comまで(★を@に変えてくださいね)お知らせください。
にほんブログ村 着物・和装←もしよろしければポチっとお願いします!
金環日食も、そのあとの月食も、ビミョ~~~なところで見られなかったんです。今回の金星は、6時間も猶予があったからよかった。正午ごろようやく太陽が出て、見つけた時には「おおっ!わぁ~~~~」などと、人通りのないところではありましたが、道の真ん中で一人で大声を出してしまいました。
あれが金星だとすると、金星の大きさもろくに知らないのですが、とにかくずーーーーっと遠いところにあるんだねぇ~~という感じがしました。それから、専用グラスを通してみると、太陽も月みたいに見えますね。太陽の前を通り過ぎる雲の動きもよく見えて、なにかとても大きな空間にぽっかり放りだされたような気分でした!
さてさて、昨年に引き続き、今年も作りました、新之助上布×小梅、真夏の着物です。
井戸端の時にブログでもご紹介しましたが、こちら期間限定販売になりますのでもう一度紹介させてください!!
こちらは、近江上布の織屋さん、新之助上布さんの、広幅(服地)で誂えているわけですけれども。
先日の井戸端で、新之助上布さんの、大西師匠にお会いできましたので、広幅と小幅の違いについて教えてもらいました。材料や、織り方は同じ。ただ最後の仕上げの念の入れようが違うとのことでした。ものすごく簡単に言えば、小幅なら5回するところを、広幅は1回で済ますとか、そういうことだそうです。
それで、仕上がりに違いはありますか?と聞きましたら、しぼのたち具合が違うので、微妙に風合いも違うそうですが、師匠にはそれがわかっても、ユーザーには区別がつかないだろう、とのことでした。はい、新之助上布に関してはまるっきりユーザーレベルの私にも、区別がつきません…。
では、広幅を小梅のセパレートにするのは、着用面で何の問題もないですか?とお聞きしたら、何の問題もない!とキッパリ言っていただき、よ~し来年以降もまた作るぞぉ!と勇気がわいた次第です。
真夏の風 44000円 ずいぶん色が違いますが同じ着物です…。卵色のこまか~いギンガムです。
さぁ、真夏には何と言っても麻100で、ということをことあるごとに申し上げておりますので、そろそろ「そうなのかなぁ…」と綿麻ではなく麻が気になってきた方もいらっしゃることと思います。はい、そうですよ!綿麻より麻の方が涼しいです!
上布と言われるような繊細な麻生地は、糸にこんにゃくの糊をかけるんだそうです。そうすると、あのつるっと冷たい感覚が出るんですって。しかも洗ってもその風合いはなくならないそうです。誰がそんな大発見を……。昔々の誰かさん、すごいですね、よくぞそんなことをやってみてくれた!!
実際、触ってみるとヒンヤリした感じがしますし、また手に取って垂らしてみると、つるり、しゃりりと落ちる感覚があります。きれいに畳んでも、つるっと崩れてしまうこともあるくらいですね。
それでいて、着れば体につかず離れず、生地と体の間に風が抜ける空間ができて、ス~ス~涼しいのは麻ならでは。
と、ただでさえ涼しい麻着物をですね、セパレートにするとどうなるかと言いますと!
小梅の着物には、上着、スカートそれぞれ、共布の紐がもうついちゃってますので、胸紐・腰紐・伊達締め、な~んにもいらないんですわ。さらに真夏に着物を着たことのある方は、紐1本でも暑いあの感じをご存知と思いますけれども、小梅着物ですと、襟元、胸元、背中と、風が抜けるようにゆったり着つけたとしても、襟に縫い付けられた紐がありますので、絶対着崩れないんですわ。
また、躊躇なく自分で洗濯機できるように、ミシン縫製にしてあります(袖口、スカート端、裾など一部手かがり)ので、汗をかいたら畳んでネットに入れて、弱水流(ドライモード)で洗ってください!上下に分かれているために、普通の物干しざおで干しても引きずらず、扱いもラクラクです。しかも、新之助上布はしぼ加工なので、形を整えて干しておけば、あとはきれいに畳めばアイロンいらず。
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サイレントヒルで和を結ぶ~静岡県産素材だけの、着物と和小物展
9/19~25東急吉祥寺店6階イベントスペースにて
8月の営業と9月のイベントのご案内
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Posted by 小梅店主 at 16:58│Comments(0)
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