2024年03月10日

半衿カットソー(Tシャツ襦袢)10年ぶりリニューアル

当店がいわゆるTシャツ型半じゅばん、半襟カットソーを開発&販売開始したのは2014年末。かぶりタイプの半そでブルー、藤色ロング、前あきホワイト、夏用グレーと種類を増やしてきましたが、10年近い時を経て今回久々のリニューアル!



何がどう変わったか、詳しくご紹介させてください。

まず変わっていないもの。身頃の生地です。綿95%、ポリウレタン5%。コーマベア天竺という、柔らかく適度に体にフィットする生地は、従来のブルー、藤色、ホワイトと同じもの。

型紙。これも最初に作ったものから変えていません。

ただ、もう1型、大きいサイズも新たに作りました。これがリニューアルの一番大きな内容です。
小梅の半襟カットソーは、レオタードのように、肩や胸、腕回りをぴったりフィットさせることで衿も体から離れず、しっかり衣紋が抜けてごそごそしないという商品です。ですから、袖や胸にゆとりのある、普通のTシャツのような着心地では、衿が体から離れてしまい、本来求めている衿元が実現できません。
それで、ポリウレタン5%のしっかりストレッチの生地を用い、ぴったり目の着心地で着ていただけるような寸法にしております。

ただでさえぴったり目の着心地であるため、より大きいサイズをお求めの方には小さく感じられたかもしれませんし、また着替えが楽で人気のある前あきタイプは、寸法はかぶりと全く同じなのですが、ただ着るだけだと背中のストレッチが不十分で、前だけを引っ張る形となり、ボタンがはめにくいなど注意が必要でした。

それで今回は、今までご不便を感じられていた方や、購入をあきらめられていた方にも快適にお召しいただけるよう、大きいサイズをご用意しました。
こちらは従来のものよりも2サイズアップしております。バスト90前後を目安に、М、Lどちらかお選びください。





また、今までは形によってカラーが違ったのですが、今回カラーは白のみで、形はかぶり半袖と前あき半袖を作りました。今後、半そでブルー、藤色ロングは、売り切れとともに廃番となる予定です。

そして最後に、衿の生地が変わりました。今までは白いポリエステルジョーゼットでしたが、今回はペイズリー柄の織地紋の入った生地。同じ白地でも、織地紋が入るとほんのり衿元が華やかになります。もちろん、今まで通り上からお好きな半衿をかけてお使いただくこともできますが、そのままでもお使いいただけるシーンも増えるのではないかなと思っております!





お値段は生地、縫製とも値上がりしておりまして、かぶり、前あきとも1000円前後アップとなってしまいました。それでも昨今の生産現場の値上げラッシュを考えれば何とかこれくらいでご用意できてよかったとホッとしております。なにとぞご容赦くださいますようお願い申し上げます。

半襟カットソー かぶりホワイト衿ペイズリー 6,050円(税込)

半襟カットソー 前あきホワイト衿ペイズリー 7260円(税込)

  


Posted by 小梅店主 at 16:25Comments(0)お知らせ

2024年02月05日

Love&Kimono 2024@西荻窪 Gallery Stella

最新情報はInstagramでご紹介しておりますので、ぜひフォローをお願いいたします!

あっという間に2月も5日。。

今年はなぜか節分を1日勘違いしていて、3日に豆まきしたり恵方巻を食べたりすることがができず、4日に食べましたとさ。
この年になると、歳の数だけといっても結構な量があり、なかなかしんどい。飲みものがないとキツイわね、などと思った次第。



2024年2月23日(金・祝)~25日(日) 11時~18時
Gallery Stella / 〒167-0042​東京都杉並区西荻北3-13-11-1F
​JR西荻窪駅 北口 徒歩4分
総武線/中央線(平日のみ)



さてそろそろイベントが近づいてまいりました。
2011年以来、ずっとチャリティーとして開催してきたLove&Kimonoですが、今年は1回チャリティーを休みます。募金自体は、年間のどこかのタイミングで引き続き行いますが、このイベントをチャリティーとすることは、今年はしないことにしました。※詳しくは昨年度イベントご報告

とはいえ、イベントの内容自体は特に変わりなく、新作をたくさん見ていただけるようなイベントになる予定。
一昨年、昨年と、シルックの反物をご用意してお誂えを承っておりましたが、今年はあらかじめ厳選したシルック反物を、小梅セパレートに誂えたものをご用意しています。晴れ着対応の付け下げや、飛び柄に刺繍の入ったおめかし系小紋、カジュアルな濃い色の小紋など。袷で、袖口と袂が襦袢地で比翼になった、オリジナル小梅仕様のセパレート着物です。

それに合わせて、西陣織の帯も生産中、どれだけ間に合うか、現在縫い子隊がフル回転中です。

それから!2014年の発売から10年、小梅オリジナルのTシャツ系襦袢、半襟カットソーがリニューアルして登場です。
まだお見せできないのですが、リクエストが多かったLサイズも作りました。衿の素材も、白地だけど織地紋でほんのり華やか。より多くの方に具合よくお召しいただけるようになったのではないかと思います。こちらはまた、イベント後になるかもしれませんが、じっくりとご紹介いたしますね。

フルセットか、この対面イベントでしか販売しないベルト型帯揚げ、帯締めもまたご用意します。これは今年は帯揚げの方が充実してますね。ご愛用の皆様、どうぞお求めくださいませ。
そのほか昨年好評だったB品、サンプル品も少々。
ゲスト出品としては毎年恒例、ふじのびんがた染工房さんの作品、それから、今年は新しく、スワロと淡水パールのりんりんジュエリーさんの、帯留、羽織紐もご覧いただけます。

小梅の新作はできたものから、ショップやSNSでご紹介しておりますので、ぜひときどきチェックしてください。特にInstagramで一番早く、まめにご紹介しておりますので、ぜひフォローをお願いいたします。例えば、



これは出来立てホヤホヤのシルクウールセパレート着物と、ピンクベージュの織の帯。まだ名前がついていませんが、裏がベージュで素敵なんです。シルクウールの方は、写真だとつや感があまりわかりませんが、鉛筆の芯のような色とツヤですよ。スーツっぽくて、てきぱきしたイメージ。帯の方は、個体によって出方が多少異なりますが、お太鼓巾いっぱいくらいある大きな宝相華のような模様。菊を十字にアレンジしたような柄ともいえるかな、、



こんなものもお持ちする予定です。
ただコートだけは、今年10年ぶりくらいに作ったコートが大人気で、作ったそばから次々とお嫁入り、また、まだ作っていないのにお問合せから次のご予約が入るなどして、ご紹介することなく羽ばたいていったものもあったため、現在在庫なしです。この冬に間に合わなくてもよければ、ご相談の上、お誂えすることはできるかもしれませんのでお問合せください。

それから、最近セパレートお直しのお問い合わせをたくさんいただきます。春のイベントにお使いになる場合は、そろそろお預かりしたいスケジュールになってきました。納期をご確認の上、こちらからご注文くださいませ
また時節柄、卒入学式に着物を着たいけれど、、というお母様もいらっしゃるかと思います。お手持ち着物のセパレートお直しや、足りないものを小梅でご用意等、もろもろご相談も承っておりますので、ご来場の際はお手持ちのものの現物やお写真、寸法などお持ちになってください。セパレートにしたら本当に自分で着られるの?なども、会場で現物をお試しいただければお確かめいただけると思います。

では会場でお待ちしております!

  


Posted by 小梅店主 at 17:04Comments(0)お知らせ

2024年01月07日

すずめコートの新作はカシミヤ100%

2024年初ポスト。
みなさま良いお年をお迎えでしょうか。

北陸の大きな地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
まだ安否のわからない方も大勢いらっしゃるとのこと、胸が痛みます。一日も早く、救援と復興が進みますように、お祈りいたします。

そんな中ではありますが、年末に仕上がったこちらのコート、ご紹介させてください。



カシミヤ100%、カフェオレベージュ色の、すずめコートロング、66000円(税込み)です。
コートを探していたけど、気に入ったものが見つからなくて、という方にもぜひ見ていただきたい、渾身の一着です。

いい生地、特にウールのいい生地には目がないワタクシ、いつかカシミヤ100のコートを作ってみたいものだと思っておりました。しかしいい生地は値段もいい。でもこの生地を見たとき、、、いつかじゃない、今だ!と頭の中に何かが点滅しました。





ああ、なんて美しいの!なんと言ってもこのツヤ…
押しつけがましさは一切ないのに、一目でその上質さがわかってしまうこのドレープ…



カシミヤの中でも、カシミヤウェーブという、さざ波のような毛並み模様のある生地です。
すずめコートは、マントの裾を閉じたような大きな袖が特徴ですが、この袖は広げればイチョウの葉を下に向けたような形。毛並みがある生地の場合は、右の袖も、左の袖も、同じ向きで毛並みを揃えて取る必要があります。
もし毛並みがなくて、イチョウの葉の形を上下に向けて取ることができれば、一つの幅で2つの袖が取れるかもしれませんが、両方下向けにする場合は、一つの幅で、一つの袖しか取れません。つまりそれだけたくさんの生地を必要とするということ。ただでさえ高価なカシミヤの生地を、たっぷりと贅沢に使用しているのです。




これだけ良い生地なので、裏地も高級感のあるジャカード織のキュプラを使いました。毛織物とポリエステルの組み合わせは静電気を発生しやすいため、お値段が張ってもキュプラ(レーヨン)一択です。
ほんとはせっかくだから裏地は絹にしようかとも思ったけど、ミシンでは縫い目の強度が心配で…妥協?いやいや、実用品ですからね、びりっと破れてしまうのではどんなにエレガントでも意味がないですから。その点、和裁士さんの縫う道行コートは絹&手縫いですものね。裏絹の贅沢はそちらで満喫いたしましょう。。。

普段のお手入れは、洋服ブラシで埃を払うようにしてください。袖口や、外出先での脱ぎ着の際に思わず裾が擦れてしまったり、というような埃汚れはその都度洋服ブラシをかけていただくのがよいと思います。衿ぐりは、お洋服と違って着物の衣紋があって、直接肌が触れませんので汚れはそれほど気にならないはずです。シーズン終わりに、汚れていなければ虫食い被害に気を付けてクローゼットやタンスに保管、よく着たし、全体に薄汚れたかな?という場合は、クリーニングに出してください。生地のためには、汚れていなければクリーニングに出す必要はないです。

66000円は、小梅の中ではなかなか立派なお値段です。でも、それだけの価値は十分にある、というかかなりお値打ちではないかと思っています。

生地サンプルは、小片ですが無料でお送りしております。
商品名とお送り先を、お問合せやメール等でお知らせくださいませ。
最近、普通郵便は3日程度、土日を挟むと5日程度かかるようになってしまいました。少しお待たせしますが、実際の生地をお確かめになりたい場合は、どうぞご用命くださいませ。
  


Posted by 小梅店主 at 14:39Comments(0)商品のご紹介

2023年11月02日

久々復活!上着カテゴリー

最後に上着を作ったのはいつのことだったでしょうか、2015とか、それくらい前だったかもしれません。
今年やっと、念願だった上着カテゴリーを復活させることができました。

まずは羽織!こちらは、ポリ袷江戸小紋シリーズの共布です。







東レシルジェリーですので、静電気も出にくく、しっとりした落ち感もさすが。江戸小紋で無地感覚の羽織になりますので、どこか改まったような雰囲気にもなりますね。

ただ、羽織は基本的にはややカジュアルな存在なので、やはり小紋や木綿、ウール、紬などに合わせるのが王道でしょうか。多少お太鼓が上手くいかなくても、着物が若干派手でも、これ1枚ぱっと着れば万事解決ですからね。

あとは、急にぱらっと降られても帯をしっかり守ってくれますし、うっかり汚れても洗濯機にポイポイ入れられるので、上着こそポリがおすすめです。

上着が無地なので、中は柄物でコーディネートしました。中の着物も、小梅ラグジュアリーという新しくできた小梅のハイライン。高級ポリの代名詞、シルックを袷のセパレートに仕立てたものや、染め上がった反物から小梅セパレートにしたものなどになります。これまでポリ袷は江戸小紋がほとんどで、柄物需要にお応えできていなかったのですが、これから少しずつラグジュアリーラインも拡充していければと思っております。もっとも、シルックは反物だけで付け下げで11万、小紋で6万と、小梅の仕立て上がりよりお高いので、それを胴裏、八掛、仕立て込みで販売となるとそれなりのお値段になってしまうのが心苦しいところですが。。

って今日は上着ですよ上着。
超久しぶりに、ウールのコート作ったんですよ、ご記憶あります?すずめコート!これ当時のもの持ってらっしゃる方もちろんおいでだと思うのですが、割とすぐに生産できなくなってしまったので結果的に激レアとなってしまいました。












念願のすずめコート復活。。。
うっとりするような美しいイタリアンツイードです。濃紺~青の濃淡、よく見ると紫も混じっていて、何とも言えない色合い。フラノのような毛並みもあり、撫でるとつるりとして、見るからにいい生地です。毛90%、カシミヤ5%、ナイロン5%、裏地は濃紺のキュプラです。

形は、袂から裾の形が雀紋に似ています。衿のついたマントの形をベースに、暖かさを確保するため袂を作って袖を閉じました。衿はダブルに打ち合わせる形で、くるみボタンを外せば半襟が見えるVネック、閉じれば衿元もしっかり暖かです。
胸の内側には小さなポケットをつけました。チケットやハンカチ、交通系カードなど入れておくのに便利です。

丈は襟下から74センチで、お尻がすっぽり隠れる程度のショート丈。前から見るとマントのようなAラインですが、後ろから見ると裾つぼまりの和服らしいシルエット。丸い衿とくるみボタンが可愛らしい雰囲気のショートコートです。

あまりにも可愛くて、撮影のままボディーに着せて、愛でています。ああ可愛い、なんて可愛いんだろう。もうそろそろ、東京もこんな上着が着られる気温になってほしいですね!  


Posted by 小梅店主 at 17:44Comments(0)商品のご紹介

2023年09月28日

たしなみマルシェ




前回一部お知らせしました、10月2日のイベントのチラシができました!

ワークショップのマルシェって、私自身あまり知らないのですが、これ結構おもしろそうじゃないですか?「たしなみ」の名にふさわしいラインナップとなっております。

物販のないイベントに参加するのも初めてなので、とても楽しみ。
小梅が担当する講座の内容は、二部式着物ではなく着物全般に関する内容ですが、ご試着用のセパレート着物や二部式帯は持っていくので、講座はともかく、いっぺん試してみたかったという方もお待ちしております。

場所は品川区の戸越公園内にあるエコルとごしという施設です。

ご都合つきましたらぜひいらしてくださいませ!  


Posted by 小梅店主 at 16:42Comments(0)お知らせ

2023年09月24日

嬉しい!手紡ぎ手織り草木染二部式帯新作出ました!

嬉しい!手紡ぎ手織り草木染二部式帯に、新色登場です。

中でもイチオシが、こちら



宵の口、です。黄昏時、太陽が沈みまだ明るさの残る空のような青紺色。裏地はチョコレート色の無地を使いました。
どうですか~、これは今までになかったカラー。染料はリュウキュウアイ、テンノキ樹皮、タイコクタン果実です。毎度のことながら、植物だけでこんなにきれいな色が染まるなんて、良すぎる!







季節柄、やっぱり木綿に合わせたくなる帯ですが、これから秋が深まったら、濃い色カラーの紬やウール、小紋にもいいですね。草木染は、これ不思議なんですけど色合わせはあまり気にしなくてよくて、帯と着物の素材感や格が釣り合っているかどうかが大事。
手紡ぎ手織り草木染ですよ。ラオスのウドムサイという村で作られている手紡ぎ手織り草木染めの生地を使用。徹底的に天然素材と手作りにこだわった布で、糸になる綿花や染料になる樹木まですべて、川の肥沃な土によってのみ栽培されています。オーガニック認定こそ受けていないものの、実態は完全に無農薬、無化学肥料栽培のオーガニックコットンで、生地になるまでのすべての生産過程においても化学薬品を使用していません。

爽やかな秋の空を仰ぎながらのお出かけにいかがでしょうか!
このコーデでどこに行こうかな、、、。前々から洋館巡りをしたいとおもっているんですけど、全然はかどってないですね。美術館博物館、きれいなお庭もいいな~。月1くらいは、楽しいお出かけでリフレッシュしたいです。

それから、Instagramではお知らせしましたが、10/2(月)11時~16時、エコルとごし、っていう、戸越公園の中にある施設で、「たしなみマルシェ」という体験ワークショップのマルシェに参加します。





商品の販売はありませんが、試着はできますので、二部式ってどうなってるの、と思っていらっしゃる方、またお買い上げいただいた商品が着こなせているのかどうかわからない等、対面でご案内できますので、ご都合つきましたらご来場ください。

また、12時~と14時~の2回、初心者さんと初心者未満の方向けに、いわゆる着物の基礎知識的なお話をさせていただきます。着物の季節、種類、着るシーンを、テキスト(小梅読本)と、現物(店主私物)を使いながら解説。一度マルっと教わって、モヤモヤをすっきりしちゃいましょう、という講座になっております。各回3名様、ご予約はメールか、InstagramのDMから。インスタあるんですよ、ご存じでしたか?@hajimetekimonokoumeです。最近はインスタが一番早く発信しておりますので、よろしければフォローもお願いいたします。

他には、お能のワークショップ、着物の古裂でカードケースを作るワークショップ、プロ写真家によるスマホ写真相談室、などなどが出店します。ほかのショップもおもしろそうで、私も空いた時間に参加したいと思っています。  


Posted by 小梅店主 at 18:49Comments(0)お知らせ商品のご紹介

2023年05月24日

静岡県に対する初期設定、グリーンティーファーム

またまた大好きな遠州綿紬!
これは相当初期から扱っている色柄ですね。しばらく在庫しない時期があったのですが、最近また作っているのでご紹介。




個人的に、一番静岡を感じるカラー。
私が最初に静岡県に引っ越したのは、愛鷹山の中腹、茶畑に囲まれた集合住宅の4階でした。南向きの斜面に面していて、ベランダからは駿河湾、玄関からは富士山頂を望む、風光明媚な場所。冬の天気のいい夜は、富士山のシルエットが月明かりに映え、山頂に雪煙がけぶっている幻想的な様子が見えました。

これが私の静岡県に対する初期設定となっておりまして、この空、山、海の、健康的なイメージが重なるのがこちら、グリーンティーファームです。カタカナで言えばかっこいいですが、日本語では茶畑ですね。ましかし、着物の雰囲気としてはやっぱり茶畑よりグリーンティーファームの方がしっくりくるかな!
浜松が輩出した偉大なグラミージャズピアニスト、上原ひろみさんの曲にグリーンティーファームという曲がありまして、当時どこか懐かしく心がのびのびするようなその曲を聴いたイメージもあり、こちらの縞にこの名前をつけた次第です。

さて、はじめてきもの小梅は絹の着物を扱わず、もっぱら木綿、一部ポリという感じで展開しているショップです。

よく、木綿着物は「洋服で言ったら綿シャツにデニムパンツくらいの装い」と例えられることがあり、またそのくらいの服装で行けるとこなら木綿着物で行ってよい、というふうに言われます。
ただ、着物と帯の関係で言うと、着物の格、帯の格というのがあって、例えばフォーマルな着物(豪華な染の訪問着とか)フォーマルな帯(金銀錦の古典柄とか)をつけたらTheフォーマル、一番カジュアルな着物(綿の縞とか)に一番カジュアルな帯(綿の半幅とか)をつけたらTheカジュアル、これは当然ですけれども、例えば色無地の着物に、フォーマルな帯をつけたらセミフォーマル、カジュアルな帯をつけたら普段着、と、着物と帯の組み合わせによって、全体の格を上げたり下げたりすることもできるのが着物です。

一方、昭和中期以降、着物=晴れ着というイメージが定着してしまったために、着物は何か特別な時に着るものと思われがちで、小梅の着物を結婚式に着ていってもいいですかと聞かれることがしばしば、というかかなり頻繁にありますが、残念ながら今のところ木綿の着物は色柄に関わらず、フォーマルウェアにはなり得ません。

そういう意味で、グリーンティーファームは木綿の縞なので一番カジュアルな部類のきものなんですが、じゃあ格上は一体どのくらいまでの帯なら使っても大丈夫なのかなー、という実験をしてみたのが今回のコーディネート。




こちら小梅史上初の、絹の西陣織から誂えた帯。柄も牡丹唐草と伝統的な柄になりますので、色無地や、付け下げ、小紋などにおすすめしている帯です。
ただ、織りが平面的であっさりと軽く、またこちらのカラーは金、銀が入っておりませんので、カジュアル方面へも寄れる帯。この組み合わせでどこへ行くのかと言えば、それはまあ、やっぱり木綿は結婚式には行けないし、お茶席も普通は無理でしょう。でも生地の質感、色のトーンも合っているので、ちぐはぐな感じはなく、木綿の着物を盛って礼を尽くした感じになったように思います。

逆に一番カジュアルダウンは、やはり小梅の中では半幅カルタ作り帯




作り帯でなくても、半幅帯は一般にカジュアル用ですが、背中をモリモリ飾り結びにするより、カルタや、貝ノ口、浪人結びなど、ペッタリとボリュームの出ない結び方にするのが一番カジュアルだと思います。いわゆる、サザエさんのフネさんみたいに、お出かけの時は洋服だけど家に帰ったら着物に着替えるみたいな、あの感じの装いですね。

もうちょっと真ん中くらいの装いとして、草木染の半幅帯をお太鼓風に、帯揚げも入れて着せてみたのがこちら。洋服で普段着の友達に会うのにもちょうどよい感じかなと思います。




あとは染帯のお太鼓とかも、おでかけ綿着物の装いとしてちょうどいい感じかな。

ましかし、どこにどんなものを着て行くかという感覚は結構微妙で、明らかにドレスコードがある場合は良いのですが、そこまでじゃないときはある人にとってはOKで、ある人にとってはあり得なかったりするかもしれませんね。
私も四半世紀着物を着ておりますが、今思えばなんであのときあの格好でいっちゃったんだろ、、、などと振り返ることもあり、装いとしてはおかしくなくても、相手によるとか、ケースバイケースの要素も多いのではないかと思います。

などというと、ビギナーさんや、これから着物を始めようとされている方などをまた不安にさせてしまうかもしれませんが!大丈夫ですよ!明らかなドレスコードがないのであれば恐れる必要はないともいえるので、木綿も、カジュアルの範囲の中ではありますが、帯や小物で上げたり下げたりして、フォーマル以外のいろいろなところへ着ていただければと思います!

15周年15%OFFクーポンのご利用は本日5/24まで!今日ご紹介の着物や帯ももちろん15%OFFでお買い物いただけます。是非ご利用ください!


  


Posted by 小梅店主 at 14:09Comments(0)コーディネート商品のご紹介

2023年05月20日

大好きな静岡県の木綿♡

小梅のブログは、ここeしずおかブログを本拠地?としているわけですが。。。

突然ですが小梅店主、東京で育ちましたが結婚して2000年に静岡県東部(最初は沼津)に移り住んでまいりました。それから三島に20年弱住んで、今諸事情あり東京に戻っておりますが、また用が済んだら三島に帰るつもり、すなわち静岡大好きおばさんです。
西や中部の地の方からすると、静岡大好きってあんた三島だら?と言われてしまうかもしれませんが(西部の方、だら、って言いますか?言わない?)、外から来たものからすると、東部も中部も西部もみんな静岡、オール静岡富士山茶畑海の幸みたいな気持ちなんです。

だから、前置きが長くなったんですけどね、遠州木綿ですよ。こちら遠州地方すなわち西部の綿織物ですけれども、私からしたら静岡県の木綿ってことで、とても愛着があるんです。東部住みですけど、今東部にすら住んでないですけど、My木綿、Our木綿、っていう気持ちがあるんですね。

だから、ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、今日はその大好きなMy木綿、遠州綿紬の着物を、見てください。



静岡県の木綿ということで、15周年の当店もオープン直後からずっとお取り扱いしているシリーズです。このカラーは織元さんでは以前からありましたが当店で扱うのは今年が初めて。

今回のカラーは、和ポップ、和ポップ爽やかの色違いで和ポップ茜と名付けました。
可愛い帯をつければもちろんキュートな装いになりますが、大人の上品カジュアルを目指して、画像では濃い藍色の草木染帯を合わせて甘辛調整。帯揚げに、帯と同じネイビー地のボタニカル柄を入れて、優しい雰囲気をプラスしてみました。



生地アップ見るとそこまで可愛すぎるカラーじゃないんですよ。帯で可愛くしたり、渋くしたり、どっちにでもできる感じ。若いお嬢様と、母娘で兼用もできそうです。



こんな感じで、どこからどう見ても普通に着物なんですけど、これ上下に分かれた二部式着物と、胴とお太鼓に分かれた二部式帯で、全部着付けがわからなくても誰でも着られるようになってるんです。中に着てる襦袢のかわりは、カットソーで。

はじめてましての方にお伝えしたいのですが、はじめてきもの小梅は、着付けのハードルを形の工夫で解決する着物屋です。
着付けができないから、扱いがわからないからと着物が着られないでいる方に、自分で着られる嬉しい気持ちを味わっていただくお手伝いをしたいと思っています。

私は、女性の着物の着姿が大好きです。特に、帯をお太鼓に締めたときのシンプルで洗練されたフォルムが大好き。かっこいいし、凛として、品があって、強くもあり、優美でもあり。。それなのに、あの形に着るには、着せてもらうか、着方を習うかしないと着られないようになってる。

Why Japanese people!? 着物は日本の衣服なのに、着たくても自分で着られないっておかしいでしょおぉぉぉぉ

って思うんですよ。

近年は、youtubeでわかりやすい着付けの動画もたくさんありますので、もちろん着付けを覚えていただくのも素晴らしいことだと思います。
小梅のシリーズだったらTシャツの上に巻きスカートとジャケットに、ベルト締めるみたいな感覚で、あのフォルムが完成するので、それで「わあ、ほんとに自分で着物が着られた!」と第一歩を踏み出してもらえたらな、と思っている次第です。

ネットショップなので、よかったらどれどれとご覧になってみてくださいね。こちらです。
24日まで、15周年15%OFFのキャンペーン中。ぜひお買い物の際はクーポンコード ANV15PL をお使いください。



  


Posted by 小梅店主 at 18:30Comments(0)商品のご紹介

2023年05月17日

15周年ありがとうございます



2008年5月17日、はじめてきもの小梅は、東京ビッグサイトで開催されたデザインフェスタでデビューしました。最初にどんな着物が売れたか、今でも覚えています。渋い臙脂色に、矢羽根のようなデザインの、綿プリントの二部式着物。すらっとしたお姉さんが買ってくださったんですよね。胸が震えました。
あの頃はまだ、twitterもfacebookも普及していなくて、ブログ全盛期だったな。Instagramなんか、なかったんですよ。。

あれから15年。お客さま、織屋さん、生地屋さん、縫い子さん、工場さん、家族、友達、、、本当にたくさんの方々に支えられて今日まで続けることができました。

心から、お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

ささやかですが、15周年感謝weekとして、5/17~24の1週間、5000円以上のお買い物はクーポン利用で15%offとさせていただきます。




お買い物の際、お支払い方法を選択する画面でクーポンコード
 ANV15PL
を入力していただければ、15%引きでお会計できますのでどうぞご利用くださいませ。

こんなに小さなお店でも、店主ひとりいつでも四苦八苦しておりますが、これからもみなさんの「着物が着たい」のお手伝いができるよう、またみなさんに喜んでいただける商品が作れるよう、頑張っていきたいと思っております。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

  


Posted by 小梅店主 at 01:18Comments(0)つぶやきお知らせ

2023年04月23日

蒸し暑くなったらしじらの季節、フルセット作りました

気温のアップダウンが大きくて天気予報のチェックが欠かせない昨今、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
5月になれば小梅15周年、16年目に突入です。人間で言ったら高校1年生くらい?そういう意味では中2病の時代はコロナで過ごしたのか。。
相変わらずのワンオペショップ、できることしかできませんが、まだまだチャレンジしていきますよー

さて、蒸し暑くなったらしじらの季節。毎年モタモタして紹介しそびれがちなしじら織りです。新商品ではありませんが、フルセットに組みましたのでご紹介させてください。

はじめてさんのフルセット 阿波しじらグレー&ベージュ×草木染二部式帯桜木



着物は阿波しじらのグレー&ベージュ。しじら織りの縦の染め分けは、幅も色もさまざまですが、こちらはベージュがやや幅広。スカートを、正面から見て左右に濃い色が入るように配置して、着やせ効果を狙いました。でもって、そのまんま上半身も配置して、衿はグレーが出るように。仕立て上がり寸法は、裄68のМサイズ。9号の方を中心に、7~11号の方にお召しいただけるサイズです。



しじらの季節柄、中のカットソーは夏用グレーがセットで、絽半襟がついていますから、そのまま白い絽半襟で着ていただいてもいいのですが、もう少し攻めたかったので黒い衿もセットにします(ご希望でしたら縫い付けてお送りしますね)。



帯はツートンのグレーにそっくりな草木染二部式帯桜木。こちらは、桜の木肌のようなカラーなのでそのように名付けた帯ですが、なんとショップページに載ってなかった??

帯揚げは、通常フルセットには、小梅オリジナル枕内蔵ベルト式帯揚げをご用意しておりますが、この柄はふつうのスカーフ状の帯揚げとなっています。ツルツルして摩擦の少ない生地なので、ベルト式では緩んでくる可能性があるためです。なので、枕も紐がついた状態で、普通のものをお届けします。

帯締めは、絹の三分真田紐、青緑のビジューがついた、ベルト式です。




帯締めだけが抜け感の、色数を絞ったコーディネート。結構好きです。




こちらのコーディネートは透け感がほとんどないので6月までと、9月から10月ごろまでお召しいただけるのではないかと思います。
またしじら織りは1枚で浴衣としても着られる素材。草木染帯はほかの素材や色柄とケンカしない、出番の多い帯ですので、単品でも普段のいろんなシーンでお使いいただけると思います。

何からはじめてよいかわからないリアル初心者さんや、着付けに難しさを感じていらっしゃる方、お仕事や和のお稽古で着物が必要な方など、小梅がお役に立ちたいです。何でもお気軽にお問い合わせください。  


Posted by 小梅店主 at 14:49Comments(0)コーディネート商品のご紹介

2023年03月18日

Love&Kimono vol.12ご報告と、来年からのラブきも

Love&Kimono vol.12、ご報告が遅くなりましたが無事終了しております。

ご来場、またお買い上げいただきました皆様、また「いいね」で応援してくださったみなさま、ありがとうございました。




今年は、お買い上げいただいた商品価格の20%を募金にさせていただきました。






さて、2011年の第1回以来、コロナ前までは福島の子どもたちの保養の支援を、またコロナ以降保養がお休みになったことをきっかけに、困難な環境にある子どもたちを支援している2団体にもお送りしてきましたが、この数年は、Love&Kimonoというイベントを、チャリティーイベントとして続けていくことに難しさを感じていました。

このブログでは何度も繰り返しお話していることですが、私は12年前の地震と津波がもたらしたあの福島第一原発事故に、大きなショックを受けました。
もともと、着物や、着物を着るということ、着物にまつわる文化や環境を、自分が受け継いだ程度には次の世代に渡したい、と思って始めたはじめてきもの小梅です。
それなのに、こんなことが起こったら、一瞬で生活のすべてが失われてしまう。日本は地震の多い国なのに、海岸沿いにまだまだたくさんの原子力発電所があって、しかも誰も責任を持とうとしていない様子。この国というもの自体、次世代に残せるのか危ういのに、着物みたいに、そもそも自然になくなりつつあるものを残そうとすることに意味があるのか?と思ってしまったのです。
とはいえ、私がこの仕事を辞めたら何かがマシになるのかというとそういう関係があるわけではない。ならば、この仕事をすることで、せめて自分のできることをこの問題のためにしていこう、と考え、この事故で最も自分でどうすることもできずただ困難を強いられた存在、福島の子どもが、事故の影響のない環境で一定期間過ごすことで心身の健康を維持する保養を支援する団体への寄付を続けてきました。
また、コロナで保養のプログラムが休止されていたため、2年前から貧困やDVなど困難な環境にある子どもたちを支援するその他の2団体にも寄付するようになりました。子どもにフォーカスするのは、着物はもはや多くの人にとって生活必需品ではありませんから、今の子どもが貧困で十分な学習ができなかったり、衣食住の確保された安心な生活ができていなければ、彼らが大人になった時に着物を着て楽しむ未来など考えられないと思うからです。

しかし、これらすべてのことは、私がそう考えているだけであって、物事にはいろいろな側面があり、また人それぞれに考えや思いもあるはずです。これは、ありがたく、また申し訳なくもあることなのですが「小梅さんにお金が入ってほしいからあとで買う」とわざわざイベント後にお買い上げくださるお客さまもいらっしゃり、自分の個人的な意向をチャリティーイベントとして成立させるということについても、またいろいろと考えてしまう昨今でした。お客様に喜んでいただけるイベントになっていないなら、イベントとチャリティーを結びつけることは難しいのではないか。。

そんなにいろいろ考えこむこともないのかもしれませんが、vol.12を終えた今の気持ちとしては、チャリティーとしてのLove&Kimonoは今年で一区切りとして、来年からは、年末や年度末など、1年のうちのどこかで、1年の営業を通じた売り上げから寄付を続けられればと考えています。

またみなさまのいろいろなお考えもお聞かせくださいませ。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

はじめてきもの小梅 店主 松浦啓子  

Posted by 小梅店主 at 14:45Comments(0)つぶやきお知らせ

2023年03月08日

【3/10-12 Love&Kimono vol.12】完全ガイド



今週末はいよいよLove&Kimono vol.12 !
あちこちでバラバラとお知らせしておりますが、こちらに詳細をまとめたいと思います。



時間と場所は、たびたびお知らせしておりますように、こちらとなっております。
西荻窪は、ギャラリーや雑貨屋さん、アンティークショップなどが多く、また歩いて回るのにちょうどよい街。お天気も良さそうなので、ぜひお散歩がてらぶらぶらとお出かけくださいませ!

ここ数年、コロナ関係でオンライン併用としていましたが、今年は公式には併用の準備はいたしません。
SNS等の情報発信をご覧になり、お問い合わせいただけましたら対応いたしますので、随時メッセージやメール等いただけましたらと思います。
ただこれは例年のことですが、会場での販売を優先させていただきますので、タイミングによってはご対応が遅れる場合があるかもしれません。なにとぞご了承くださいますようお願いいたします



新作は帯が中心となりました。フランス製ジャカードなのに正倉院柄華紋が色違いで2種、同じ会社の生地で、ハチ柄のカジュアル帯、牡丹の柄は、小梅史上初、表、裏とも絹!!これはぜひ会場でご覧いただきたいですね。
表地は、西陣織の岱﨑(やまざき)織物さんで、カラー指定で織っていただきました。ミントの地の方は、金の箔糸が入っていて少し華やか。裏は小梅定番カラーの寝ぼけピンクのシルクシャンタンを使っています。黄色地の方は、箔は使わず、色数も抑えた仕上がりですが、裏はピーコックブルー。華やかなつやがあり、私はこの裏地のためにこの帯がほしい!と思うほど、いい感じに仕上がりました。

それから、昨日の弾丸出張、京都でメーカーさん、問屋さんを訪ねて仕入れましたシルック反物。今年はご紹介したい反物がたくさんあって、たっぷり20反以上ございます。個人的に激推ししている、冬以外の季節にも年中着られる薄い上着にしたらどうかしら~~~という薄物も結構あります。シルック反物につきましては、展示するまで撮影する時間がないと思うので、期間中にコツコツ発信できたらと思ってます!

しかし特に言いたいのはですね、シルックは、何と言ってもジャバジャバ洗えますのでね。白系、薄い色系の着物はシルックで作ったらすごくいいと思うんですね。それから上着。上着も、これ雨降っても安心ですしね。どこでついた?っていうような思いがけない汚れなんかも、シルックなら問題なし。
あとは、上着を持っていない方は、ぜひ、これをぱっと着ればとりあえずOKという上着を一つ、シルックでお持ちになることをおすすめしたいです。とりあえず、というととても雑な言い方ですけれども、カジュアルからセミフォーマル(パーティー、お子様の行事参列等)までどんな場面でも場違いにならない、落ち着いた飛び柄とかですね。あるいは、冒険しない黒や紺とか。

反物代は、よく雑誌なんかに載っているシルック反物価格です。反物によりいろいろですので、詳しくはお問い合わせください。また、お仕立て代は袷の長着で12000円+税とお手頃価格!胴裏、八掛代は別になりますが、見本帳と突き合わせて、これかな、こっちの方がおしゃれかな、などと考えるのは本当に楽しいもの。お誂えの醍醐味をぜひ味わいにいらしてください。

毎年恒例、ふじのびんがた染工房さんの商品は、今年も出品していただいています。男性ものの角帯があるみたい。紅型の角帯なんておっしゃれ~。男性は着物が無地とか地味なことが多いのと、帯の面積も女性よりずっと小さいので、帯はきりっと際立ちますね!またその他の商品と合わせて、ご紹介していきます。

近年、このラブきもだけで単品販売しております小梅のひみつ道具、ベルト型帯揚げ、帯締めは、今年もご用意はございます。ただこちらも、オンラインでは公式にはご案内いたしませんので、会期中のSNS(特にインスタ)をご覧いただき、お問合せいただければ対応いたします。

それから、これは初の試みかな?今回、B品の販売があります。
サンプル品、縫製難、生地難の着物、帯。特に難はないけど、在庫処分の帯もあります。
ただこちらの商品に関しては、申し訳ありませんがチャリティー会計からは除外させていただきます。どんなものがあるかは、こちらも会期中にSNSなどでお知らせできればと思っております。

あとは、いつもの木綿の着物ですが、すでに昨秋一部値上げさせていただいた商品もあるのですが、その商品も含め、今後まだ値上がりが見込まれています。現在仕立てあがっているものを現在の価格でお求めいただけるのは今季限りとなりそうなので、阿波しじらとか、今一度ご覧いただきたいと思っております。

チャリティーの割合ですが、小梅商品は今年は20%を予定しております。
募金の送り先は、未来の福島子ども基金3keysChance for childrenの3団体。いずれも困難な環境にある子どもたちの支援を行っている団体です。皆様にお買い上げいただいた金額(税抜き)から20%分を、これら3団体への寄付にあてさせていただきます。

もとはといえば、東日本大震災の福島の事故をきっかけに、こんな事故があって、この国自体の将来がわからないのに、私は生活必需品でもなく、着物みたいにほっといたらなくなってしまうようなものを残そうとしていていいのだろうか?と自分がこの仕事をする意義が揺らいでしまったことが始まりでした。
とはいえ、じゃあ小梅意味ないからやーめた、とて、被災地が元通りになるわけじゃない。ぐるぐるぐるぐる考えて、それなら、せめて売り上げから、できることをしよう、ということで、年に一度このチャリティー展示会を始めました。コロナ禍になってから、福島の子どもたちの保養がお休みになっていたので、この数年は別の2つの団体にも送らせていただいています。
世界のすべてに目が行き届いているわけではもちろんなくて、世の中には本当にさまざまな問題がありますが、着物の将来、という小梅の趣旨から、特に日本の子どもたちにフォーカスしているつもりでおります。お客様にご賛同いただけましたら心強く思いますし、またいろいろなお考えもお聞かせいただければと思っています。

完全ガイドということで、長――くなりました。これで全部かしら。。?
会期中は、インスタでの発信がメインになるかと思います。ぜひチェックをお願いいたします!  


Posted by 小梅店主 at 14:24Comments(0)お知らせ

2023年02月25日

Love&Kimono vol.12 3/10-12 @西荻窪



Love&Kimono vol.12

2023.3.10 Fri - 12 Sun 11:00~18:00

Gallery Stella
​東京都杉並区西荻北3-13-11-1F
​JR西荻窪駅 北口 徒歩4分


先日は長めのお休みをいただきありがとうございました。
お休み明けから1週間、ぼちぼちと平常運行に戻っております。

そうこうするうちに、ラブきもまであと2週間?
今年は紙のDMを廃止いたしましたので、みなさまどうか、SNS等で情報収集をお願いいたします!

今年は帯の新作が豊作!個人的に全部ほしいです、どうしよう。

今日は一つだけご紹介。



こちら、典型的な正倉院柄の華紋ですが。。。実は生地はフランス製。正倉院柄って、つまりはオリエンタル柄ですものね。

再入荷したポリ袷江戸小紋の黒橡に合わせてみました。

こっ、これは……卒業式の参列にすごくよさそう!
本当は、新作の帯はまずラブきもで見ていただいて、それからショップでお買い求めいただけるようにしようと思っていたのですが、あんまりよかったので数量限定で黒橡のフルセットとしてご用意いたしました。
裏地は濃いターコイズ。セット販売特典のベルト型帯締め、帯揚げは薄い同色系にしました。詳しくはリンク先をご覧くださいね。

あとは足袋と草履があればお出かけできるフルセット。卒入学応援で、今なら足袋と礼装用の草履をプレゼント中です。自分で着れたら着物で参列したいんだけどな~、という方に超おすすめです。

さて今年のラブきも。Love&Kimonoは、Love&Peaceをもじったタイトルで、愛と平和ならぬ、愛と着物、というイベントです。
小梅としては、今年も日本の子どもたちの未来に心を寄せたいと思います。詳細はまた追々。  


Posted by 小梅店主 at 17:40Comments(0)

2023年02月02日

臨時休業のお知らせ




3月10~12日には毎年恒例Love&Kimonoを控えておりますが、その前にお知らせが…

来週、2月8日(水)~18日(土)の10日間、店主の都合につき臨時休業をいただきます

その間、発送、お問合せ、ご注文対応、ご入金確認等、すべての業務をお休みさせていただきます。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。

それから、Love&Kimonoの紙のDMを今年から廃止しようと思っています。
こちらのブログや、各SNSで随時ご案内いたしますので、まだの方はぜひフォローをお願いいたします!

フェイスブックページ https://www.facebook.com/1stkoume
インスタグラム https://www.instagram.com/hajimetekimonokoume/
ツイッター @1stkoume

  


Posted by 小梅店主 at 12:13Comments(0)お知らせ

2022年12月29日

年末年始の営業とご挨拶

年末です。

今年も1年間ありがとうございました。

年末年始は、12/30 - 1/4のあいだ、発送だけお休みさせていただきます。

今年は、耕したり種をまいたりすることが多い(比喩です)1年でした。

来年は芽が出て花が咲くといいなと思っています。

また今年は人に教えてもらったり、助けてもらったりすることの多い1年でした。

自分が何もできないこと、何も知らないことをつくづくと感じて、
「よし、ここからやっていこう」と、どこか、やっとスタート地点に立ったような気もしました。

来年に願うことは、まず平和。
今ある戦争が終わって、誰も新しい戦争を始めないように

それから、誰もが未来に希望が持てる世界であるように

小梅としては、たくさん新作を出して、みなさんにお届けできるように。

このような、着付けができなくても簡単に着られる着物を必要としている人に、
きちんとお知らせできるように。

自分の仕事が、誰かの幸せにつながるようにと、願っています。

来年は、1月21-22日に、元住吉で日本橋きもの倶楽部さんのイベントに。
また毎年恒例ですが、3月の10~12日は、昨年と同じ西荻窪のギャラリーでLove&Kimono vol.12を開催予定です。

まだコロナが始まる前の3月に、長年暮らした三島から、東京に拠点を一時移していますが
今年はやっと、こちらでも仕事部屋を借りて、せいせいと仕事ができるようになりました。

現物をご覧になりたいお客さまに来ていただいたり、簡単なワークショップを開催したりできるといいなと思っています。

みなさまにとっても来年が平和で明るい1年となりますように。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


  


Posted by 小梅店主 at 18:53Comments(0)お知らせ

2022年07月13日

小梅、普通の商品を作る

こんにちは、はじめてきもの小梅です。

小梅では長らく、半幅と言えばかるた結びの作り帯で、ベルト状にくるっと巻いて、面テープでバリっと貼り付けるだけの腰痛ベルト方式のものを作ってきました。というのも、半幅帯、結び方が難しくないかな、と思っていたので。。あとは、小梅の二部式やカルタは、どこもねじったりしばったりしないので、軽くて張りのある不織布芯が都合がよいのですが、半幅となると不織布ではすくヘタってしまうしな、というのも、普通の半幅を作ろうという気にならない要因でした。

しかしまあ、作ってみたのですよ。
以前からガーゼ襦袢の襟芯でお世話になってた三河木綿の工場さんに、糊で固めたような安物じゃなくて、ちゃんとしたのを使いたいですとご相談して、これがよかろうというものを譲っていただきました。縫い子さんにも、芯を手縫いで縫い代にくけつける手間をお願いして。。

それでできたのがこの3種。



紋織 藍 17600円税込み



水色マルチ 15400円税込み



たんぽぽ 15400円税込み

それぞれ趣が違いますが、やっぱりよい芯は良い、と思いました。表も裏も木綿なので、絹で締め慣れた手には違和感があるかもしれませんが、見た目のボリューム感に比べて、締めたときの締まり具合がとても良い。結び目もボワボワせず、きゅっと締まります。感覚的なことなので、感じ方は人それぞれかもしれませんが…。

帯の長さは、長い方がよい方もいらっしゃるかもしれませんが、一方で短い方がいい方もいらっしゃるので、基本の4Mとしました。幅は、ちょっと幅広17センチ。

半幅帯ということで、この時期ですと夏着物や、浴衣にお使いになるかと思いますが、手紡ぎ手織り草木染は、夏はざっくり、冬はほっこり見える不思議素材。羽織の下が半幅ぺったり結びだと乗り物や長く腰掛けるときなどに最高なので、ぜひ通年お使いください。裏からアイロンを当てていただければ、すべて綿織物ですのでまたしゃっきり締めていただけると思います。

半幅帯ねぇ。。とピンと来てないつい数か月前の私のような方、youtubeにはいろんな結び方が紹介されていますので、見ていると試したくなるかもしれません。まずはイメトレから!

ではでは、また。
  


Posted by 小梅店主 at 12:28Comments(0)

2022年06月21日

エステと着物のコラボイベント。美へのこだわりにひれ伏す1日

ご案内しておりましたイベント、賑やかに開催できました❣️




陶板浴の機器を販売されている社長様。とてもお似合いでした!すぐそこにある歌舞伎座でもお写真を。当日は歌舞伎の上演もあって人も大勢いましたが、明らかに歌舞伎関係と思われる男性が振り返ってご覧になったとのこと。ウフフ。腰掛けているのが陶板浴で、私も座らせてもらいましたがじんわり暖かでリラックス〜。体験ルームや7日間お試しサービスもあるそうです。詳しくはこちら。

8頭身どころではないお客様!あまりのスタイルに私が引きの写真ばかり撮影してしまったようです。とてもお似合いでした!着物はレンタル用のシルック小紋に、帯は西陣織ジェリビーンズ。今度はレザー着物にギラッとした帯のコーディネートなど違うイメージも見てみたいです。

着物雑誌のグラビアですか⁉️現在も販売中のマーブルホワイト。数少ないチョイスの中からお選びいただきましたがクールビューティーのイメージにピッタリでした。

イメージコンサルタントの神楽先生。日頃から多くの方のカラー診断、デザイン診断、メイクレッスン、お買い物同行のトータルコンサルをされているため、なんとなくではなく方法論に基づいたチョイスに感心しきりでした。本当は全身この帯の色の方が、先生のカラーになるそうです。勉強になりましたあ!!先生のコンサルによるビフォーアフターのたくさん載ったプログのページがすごいので、ぜひご覧になってみてください!

今回の会場、銀座アリエフェミニンの代表様。以前、マーブルホワイトをお試しいただいたことがあったので今回は全く雰囲気の違うデニム着物で。卍格子が映えてます。お声がけいただいてありがとうございました!ご縁に感謝!

アタフタしておりまして写真を撮りそびれ、ご紹介できなかった方もいらっしゃいますが、みなさまそれぞれに装っていただいて、またよくお似合いで、とても楽しかったです!やっぱり、エステにしても、着物にしても、装いの力ってすごいな。。と思いました。エステは装うというと少し違うかもしれないけど、美に向かってる方向性は同じ。きれいになって、装って、嬉しくなったり、自信が持てたり、ウフ!って感じ。小梅のお客様が、自分で小梅の着物を着て、ウフ!とかルン!てなってくれたら、嬉しいなぁ。そうなっていただけるような商品を作っていこう、と改めて思いました。

体験イベントは、また開催したいと思っていますので、その際はご参加お待ちしております!



  


Posted by 小梅店主 at 13:13Comments(0)つぶやき

2022年06月12日

遠州縞 松籟(しょうらい)。なぜわざわざ?

19日のエステと着物のときめきコラボ体験会、みなさまに小梅の着物とフェイシャルエステを初体験していただきますこと楽しみにしております!人数の関係で要予約となっておりますので、DMにてお知らせくださいませ!えっ、なにそれ~と思われた方は、前回のエントリーか、文末にまたご紹介いたしますので、最後までお読みいただければと思います!

さて久しぶりに遠州縞を出しますね。若いころは渋いのが大好きで、40代は一時きれいな色が欲しくなったけど、40代残りわずかとなって最近また極渋がマイブーム!みんな~ついてきて~~!!!。。。。

今回の極渋さんには、松籟(しょうらい)という名前を付けました。というか、ぬくもり工房さんの遠州縞にはそれぞれ名前がついているので、同じ生地にこちらで名前を付けると混乱のもとかしら、という気もするんですが、小梅が仕入れ始めた当初は名前なかったと思うんですよ。それでオリジナルの名前つけてたんですけどね、グリーンティーファームとかグラデーションピンクとか。今から元に戻すとそれもまた混乱するしな。。

で松籟(しょうらい)ですよ。松の梢(こずえ)に吹く風、またその音、という意味だそうで。
松に吹く風なら松風、松に吹く風の音なら松韻(しょういん)、松の梢に吹く風の音を波に例えた言葉が松濤(しょうとう)、と、なにやら日本人は松に吹く風やその音にはだいぶこだわりがあるみたいですね。。。なぜわざわざこんなに細かく松に吹く風に名前を付けたのか。この辺は調べたらもう研究がありそうですね。私は苗字に「松」が入っているので、松には親近感があります。

で、今回の生地は、こげ茶の部分が木肌、緑の部分が松葉のイメージなので、松風よりは、木や枝の雰囲気もある松籟の方を選びました。






着物単品だとまぁ渋い。ド渋い。でも着つけると、あら、いい感じ♡
この帯何気に万能なんですよ。西陣織だけど、コテンコテン(古典)してないし、ほんのりサテンのつやはあるけど、ギラギラじゃなくてシルキーだから、華やかさがちょうどいい。桜なんだけど、細かくて遠目洋花なので、まあ3月4月にこだわらなくていいかなという感じ。
着物の方は、こうやって軽い色の帯にすればバランスがとりやすいけど、逆にフアーブラックとか、レザーで極渋に振り切ってもかっこいいと思います。

遠州縞 松籟(しょうらい) 24200円(税込み)でございます。

心苦しいのですが、今回から綿着物の価格を改定させていただきました。これまでも、コストが上がってもなかなか値上げには踏み切れず、こらえておりましたが、今後も事業を続けていくためには原価に見合った価格にするよりほかないという判断です。小梅の着物はセパレートですので、長着より縫製に手間がかかります。現在、生産体制を新しく構築中ですが、今後はプレタ価格(即納品)と、生地取り寄せお誂え品は、金額に少し差が出るかもしれないと考えています。
逆に、在庫があって以前の価格のままの即納品は、今のうち、ということになっておりますので、今一度ご覧いただけましたらと思います。

さーて来週のサザエさん、じゃなくてイベントはぁ~

6月19日 ①11時~ ②13時~ ③15時~ の各枠4名様まで
銀座の隠れ家的エステサロン、銀座アリエフェミニン様にて、小梅の着物と、アリエさんのアクアドエア、というフェイシャルエステの体験会ですよ~

小梅の着物、自分で着られるってほんまかいな、と思っても、通販だからご試着の機会がなかなかありませんでした。また、コロナのマスク生活で疲れたお肌に、フェイシャルエステなんていいわね、と思っても、初めてだとなかなか敷居も高く感じるもの(←私です)。それらを気軽にお試し体験してみよう!という趣旨のイベントでございます。おみやげやら、割引やら、いろいろ特典付きますのでお得です。小梅も、当日フルセットをご購入いただくと10%割引に足袋草履プレゼントですので、これは完全に元をとってしまいますね。。

お申し込みはショップ、FB、インスタ、twitterなどのDMか、info@hajikimo.comまで。インスタが一番詳しくご紹介しておりますので、ぜひ@hajimetekimonokoumeをご覧いただきまして、良かったらフォローもお願いします!






  


Posted by 小梅店主 at 18:20Comments(0)商品のご紹介

2022年06月05日

小梅史上初!6/19(日)エステサロンとコラボイベント



みなさまお変わりなく健やかにお過ごしでしょうか。。。

小梅店主は4月はジェットコースターのような勢いと上り下りや大回転のある日々を送っておりまして、気づけばあっというまにあじさいの季節になっていて愕然としております。

さて、そのような日々の中で、銀座にある隠れ家的エステサロン、アリエフェミニン様とのご縁を得まして、ご一緒にイベントをいたしましょうということになりました。

なんでも、こちらのサロンは「癒されない情熱のエステ」ということで、施術を受けると体も心もしゃっきり、明日への意欲が湧いてくる…というのは私が勝手に考えましたが、詳しくは公式ホームページをご覧いただきたいと思います。
こちらの、アクアドエア、という施術、美容液を高圧ジェットエア(空気の圧ですわね)でシュポ!シュポ!とお肌の中に押し込む施術となっておりまして、5分で劇的ビフォーアフター、お肌がふっくらピン!とするらしいですよ。期待が高まりますね。

こちらのブログを読んでくださっている方は、はじめてきもの小梅の着物や帯をすでにお持ちの方も多いかと思いますが、まだの方は、本当に着られるのかしら、と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ネットショップでご試着いただく機会もなかなかないものですから、銀座でフェイシャルエステの体験もできるというこちらのコラボイベント、無理な営業など一切いたしませんので、ぜひいらしていただければと思っております。

思えば長~~いコロナ生活で、お肌もつかれたし、着飾ってお出かけする機会もほとんどなかった。久しぶりに、エステと着物で華やいだ気分を味わってみませんか?
会場のサロンは、歌舞伎座のすぐ近くなので、土砂降りでなければ外出して、記念撮影などすることもできるかと思います。1枠4名様×3回ございますので、お友達と一緒にご参加いただくのも良いと思います。

イベント詳細

癒されない情熱のエステ、銀座Allie fémininのアクアドエアと、誰でも自分で着られる、はじめてきもの小梅のDKYきもの体験会です。

会場・スケジュール

銀座Allie féminin
中央区銀座、3-11-19エスティメゾン銀座

令和4年6月19日(日) ①11~13時
                ②13~15時
                ③15~17時  各枠4名様

イベント会費

ご予約時カード決済  5500円(税込み)
当日お支払い      6000円(税込み)

オプション

お試し骨盤矯正 500円
近赤外線1か所 500円
美肌フォト 500円

特典

スーパーフードの麻の実とモリンガのお土産付き
当日にエステの次回予約をいただくと、通常22000円のアクアドエアが11000円に。
当日に着物フルセットをご注文いただくと、お買い上げ価格の10%割引、さらに足袋草履プレゼント。

ご予約はこちら。。。

はじめてきもの小梅 info@hajikimo.com
又は、Instagramか、FBページのDMから、お名前、eメールアドレス、当日ご連絡のつく電話番号、ご希望の時間帯、人数、あればご希望のオプション名をお知らせください。

お待ちしております!



  


Posted by 小梅店主 at 17:06Comments(0)お知らせ

2022年03月16日

Love&Kimonoご報告と、3月ですが新年の抱負

ご報告遅くなりました!
3/11-13に開催されましたLove&Kimono、無事終了しております。
ご来場いただきましたお客様、また会場で、ネットでお買い物いただきましたお客様、いいねで応援してくださった皆様ありがとうございました。

Love&Kimonoは東日本大震災の後、福島県に住む子どもたちの保養を支援するためのチャリティーとして始まりましたが、ここ数年は新型コロナウイルスの影響で保養が休みになっていたこともあり、経済的に困窮する家庭や、困難な環境にある子どもたちへの支援もしていました。
今回も日本の子どもたちのためのチャリティーとして行いましたが、ウクライナの状況に心を痛める昨今でしたので、ご希望の方にはウクライナへの募金も取りまとめます、とお声がけしたところ、ウクライナへの募金が23550円、通常の募金が26120円となりましたので、小梅店主から3880円足しまして、未来の福島子ども基金、3keys、Chance for Childrenの3団体に、それぞれ切りよく10000円を募金いたしました。ご理解、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。



また、ウクライナ宛ての募金を、どこに送るべきか悩んだのですが、やはりこんな状況になってしまったことに何の責任もない子どもたちのために使ってもらうべきではないかと考え、ユニセフのウクライナ宛て募金に送らせてもらいました。

さて今回のラブきもは初めての西荻窪会場。商店街を一歩入ったところにありましたが、意外にも通りすがりのご来店が結構ありました。また、ネットで見て遠方から来てくださった方や、毎年来てくださる方、久しぶりにいらっしゃる方など、本当にいろんな方にお会いできた回でした。小さい赤ちゃんから、ご年配の方、男性、女性、、、

はじめてのシルック反物も、やっぱり反物からのお誂えは楽しいなあ、、、と私が一番エンジョイしたかも。お仕立てには30~45日程度お待ちいただきますが、仕上がり次第お送りいたしますので、しばらくお待ちくださいませ。シルックはこれからも折を見て扱っていきたいと思います!

そうそう、シルックといえばこの付け下げですよ。。。






梅子さんに着せつけたのを、会場の奥からぼんやり見ていた時に思ったんです。
この、どこからどう見ても晴れ着を、本当に全身、全部着付けの知識なしに初心者でもこうやって自分で着られるって、ちょっとすごくないですか?まさか、そんなことできるのか?という気が他人事のように自分でもしてしまったのですが、できるんですよね。なんか、これは私の個人的な感慨でしかないのですが、何か長い間取り組んできたことがついに実を結んだかのような、達成感がありましたね。
お値段が、ちょっと今までの小梅からするとびっくり価格ですが、後日ショップでも掲載したいと思っています。

というわけでですね!ラブきもが終わって、確定申告も終わった!やっと年が明けたぞい!
今年はこういう商品があるんですよーーっていうことを、もっと必要な人に届くように、お知らせしていきたいと思っています。また長年ご愛用いただいている皆様には、もっとこうだったらいいのに、というお声をぜひお聞かせいただければと思います。価格については、申し訳ございません、たぶん、上がるものがあると思います。それでもご満足いただけるような商品を作っていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします!

  


Posted by 小梅店主 at 15:21Comments(0)つぶやきお知らせ