2020年06月23日
阿波しじらの透け感てどんな感じ?
最近「推しの一着」を順々にご紹介しておりますが、今日は阿波しじらの透け感がどんなものか見てみましょう。
以前にもブログで書いたことがあるので、前にも読んだよという方はごめんなさい。

たとえばこんな黄色の無地ですけども(6/23在庫なし)。

ボディに載せると、白い襟が透けますね。

細かい縞ですと(ラベンダーストライプ。仕立て上がり在庫あり)、

どうでしょう、透けていないようです。

でも光(これは窓の前です)にかざしてみると、この程度には薄い生地なのです。

こちらの柄(大波。仕立て上がり、反物とも在庫あり)。

一枚だとこれくらいで

二枚だとこれくらい。
最初のイエローで白襟が透けるという点、これは、イエローじゃなくても絽の着物などではまず当たり前のことなので、これをもって「あらやだ透けるわ?」などと思う必要はないですよね。
2点目のラベンダー。こちらは縞が細かく、中がどうなっているかは例え透けてもわかりにくいです。生地の厚さはイエローと同じですが、衿の白は確認できません。柄によって透けにくいというか、ごまかせるということは確かにあります。
3点目の藍のグラデーションですが、1枚と2枚で比較したのは、着物は前は2枚で後ろは1枚になるからです。
1枚だとボディーさんの軸がクッキリですね。これは後ろから光が当たった状態なので、常時こんなに透けるわけではないのですが、私が「ああっ」と思うのは例えば駅で電車を待っているときや、外で信号待ちをしているとき。自分が着ているのではなく、ほかの人が着ているのを後ろから見るときです。足のシルエットがくっきり見えてしまってドギマギ……。自分で鏡で見るときは、前が2枚重なっている状態で見るので、盲点なのです。
小梅のセパレートの場合は、スカートのウエストからだいたい40センチくらいは共布の居敷当てがついていますので、後ろでもひざ上くらいまでは2枚にはなりますが。。。
ですので、いくら暑いからって、着物の下はおパンツだけはNGです。最低でもステテコか、裾除け、もちろん襦袢なら完璧です。
私は、本麻の着物の時は麻の長じゅばん、阿波しじらなど木綿の薄いものの時は、ステテコにすることが多いです。
理由としては、本麻の着物は木綿や綿麻とは段違いに涼しいのですが、その涼しさは襦袢も麻にしないと発揮できないから。
阿波しじらの時は、上はカットソーなので下はステテコになりがちです。楊柳の裾除けでもいいのですが、ツ~ッと足の間を垂れる汗をキャッチするために、私としてはステテコが都合がいいのです。もっとも、暑がりさん寒がりさん、あせっかきさん、かかないさん、体感もいろいろだと思いますのでね。お試しいただくのがいいと思いますよ。
以上、阿波しじらの透け感についてでした。
次回はまた、季節の推しを紹介していくシリーズの予定です。
以前にもブログで書いたことがあるので、前にも読んだよという方はごめんなさい。
たとえばこんな黄色の無地ですけども(6/23在庫なし)。
ボディに載せると、白い襟が透けますね。
細かい縞ですと(ラベンダーストライプ。仕立て上がり在庫あり)、
どうでしょう、透けていないようです。
でも光(これは窓の前です)にかざしてみると、この程度には薄い生地なのです。
こちらの柄(大波。仕立て上がり、反物とも在庫あり)。
一枚だとこれくらいで
二枚だとこれくらい。
最初のイエローで白襟が透けるという点、これは、イエローじゃなくても絽の着物などではまず当たり前のことなので、これをもって「あらやだ透けるわ?」などと思う必要はないですよね。
2点目のラベンダー。こちらは縞が細かく、中がどうなっているかは例え透けてもわかりにくいです。生地の厚さはイエローと同じですが、衿の白は確認できません。柄によって透けにくいというか、ごまかせるということは確かにあります。
3点目の藍のグラデーションですが、1枚と2枚で比較したのは、着物は前は2枚で後ろは1枚になるからです。
1枚だとボディーさんの軸がクッキリですね。これは後ろから光が当たった状態なので、常時こんなに透けるわけではないのですが、私が「ああっ」と思うのは例えば駅で電車を待っているときや、外で信号待ちをしているとき。自分が着ているのではなく、ほかの人が着ているのを後ろから見るときです。足のシルエットがくっきり見えてしまってドギマギ……。自分で鏡で見るときは、前が2枚重なっている状態で見るので、盲点なのです。
小梅のセパレートの場合は、スカートのウエストからだいたい40センチくらいは共布の居敷当てがついていますので、後ろでもひざ上くらいまでは2枚にはなりますが。。。
ですので、いくら暑いからって、着物の下はおパンツだけはNGです。最低でもステテコか、裾除け、もちろん襦袢なら完璧です。
私は、本麻の着物の時は麻の長じゅばん、阿波しじらなど木綿の薄いものの時は、ステテコにすることが多いです。
理由としては、本麻の着物は木綿や綿麻とは段違いに涼しいのですが、その涼しさは襦袢も麻にしないと発揮できないから。
阿波しじらの時は、上はカットソーなので下はステテコになりがちです。楊柳の裾除けでもいいのですが、ツ~ッと足の間を垂れる汗をキャッチするために、私としてはステテコが都合がいいのです。もっとも、暑がりさん寒がりさん、あせっかきさん、かかないさん、体感もいろいろだと思いますのでね。お試しいただくのがいいと思いますよ。
以上、阿波しじらの透け感についてでした。
次回はまた、季節の推しを紹介していくシリーズの予定です。
サイレントヒルで和を結ぶ~静岡県産素材だけの、着物と和小物展
9/19~25東急吉祥寺店6階イベントスペースにて
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小梅とSMILE-夏と浴衣と半巾と-
半衿カットソー(Tシャツ襦袢)10年ぶりリニューアル
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Posted by 小梅店主 at 15:25│Comments(0)
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