2020年06月01日
仕立て上がりを推す月間
ずっと延期になっていた東京国立博物館の特別展「きもの KIMONO」。博物館は緊急事態解除のステップ1に入っていましたが、先週の時点では6/1から時間指定の予約受付、6/2~6/9までと発表されていました。短いし、混雑しそうだな、予約が取れない人もいるだろうな、などと思っておりましたところ、今日は内容が一新されておりまして、6/30~8/23と、会期が変更されていました!
詳しくは https://kimonoten2020.exhibit.jp/
こちらをご参照ください。日時指定は必要ですが、本日からの予約ではなくなったようですね。
さてさて…6月が始まりました。今月はまことに勝手ながら、仕立て上がりを推す月間といたします。
もっとも、小梅はもともとプレタのお店ですので、いつも黙って仕立て上がりをご紹介しておりますし、価格もすべて仕立て上がりのお値段です。その上で、現品在庫がない場合、または寸法のご指定がある場合は、生地の在庫があるか取り寄せ可能な場合はお誂えも承っております。ただ6月は、すでにお仕立てが月末まで入ってしまっているので、すぐにご用意できる現品在庫のあるものを改めてご紹介していこうかと、そういう趣旨でございます。
そこで、蒸し暑くなってくると検索件数が増えてくるのが阿波しじらです。
初夏から晩夏まで、手軽に快適に着ていただける徳島県の木綿ですね。ひと目ごとに経糸と横糸が交差する平織部分と、三つの経糸ごとに一つの横糸が交差するひき揃え部分とが交互になることで、織り上がったときに生地が凸凹します。この凸凹のおかげで、肌に布が貼りつかないので、夏も涼しく着られるしくみですね。

同じ14Mの反物を並べてみました。阿波しじらの方が厚みがありますが、重さを測ってみるとしじらが約600グラム、遠州縞が約650グラムでした。若干軽い。ま、ほんとに若干。ああ、幅が2センチほどしじらの方が広いので、同じ幅として考えたらもう少だけし差は出そうですね。
うむ。これたぶんなんですけど、阿波しじらって夏は涼しく、冬は暖かく着られる着物なんじゃないかな。しじら=夏物というイメージがありますが、遠州縞と50グラムしか変わらず、でこぼこした生地、ということは、着たときに空気をはらむ系の生地ですから、いわゆる衣服内気候が保たれるってやつ。透け感のわかりにくい色柄にして、風よけの上着を着れば、もっと長い期間着られそうな気がします。
というわけで今日はこちらをご紹介します。
阿波しじらグレー&ネイビー#2


時節がら白レースの帯の出番が多くなっております。。。阿波しじらは襦袢なしで浴衣としてもお召いただける素材ですので、半幅カルタは涼しくて簡単なのでおすすめです。
あとは、こちらネイビーと言いつつかなり黒に近いネイビーで、また大きな縞で潔い雰囲気なので、ここはかっこよくパイソンもおすすめです。

爬虫類は質感がひんやりしているので、夏こそおすすめな素材です(フェイクなんですけどね)。パイソンの半幅かるたもあるのですが、カルタはカジュアル感が高いので、私だったらこの場合は襦袢を着て半幅ではなくお太鼓をつけて粋なおねえさん風にしたいです。
以上、すぐご用意できるシリーズでお送りいたしました~
お買い物はこちらから!
詳しくは https://kimonoten2020.exhibit.jp/
こちらをご参照ください。日時指定は必要ですが、本日からの予約ではなくなったようですね。
さてさて…6月が始まりました。今月はまことに勝手ながら、仕立て上がりを推す月間といたします。
もっとも、小梅はもともとプレタのお店ですので、いつも黙って仕立て上がりをご紹介しておりますし、価格もすべて仕立て上がりのお値段です。その上で、現品在庫がない場合、または寸法のご指定がある場合は、生地の在庫があるか取り寄せ可能な場合はお誂えも承っております。ただ6月は、すでにお仕立てが月末まで入ってしまっているので、すぐにご用意できる現品在庫のあるものを改めてご紹介していこうかと、そういう趣旨でございます。
そこで、蒸し暑くなってくると検索件数が増えてくるのが阿波しじらです。
初夏から晩夏まで、手軽に快適に着ていただける徳島県の木綿ですね。ひと目ごとに経糸と横糸が交差する平織部分と、三つの経糸ごとに一つの横糸が交差するひき揃え部分とが交互になることで、織り上がったときに生地が凸凹します。この凸凹のおかげで、肌に布が貼りつかないので、夏も涼しく着られるしくみですね。

同じ14Mの反物を並べてみました。阿波しじらの方が厚みがありますが、重さを測ってみるとしじらが約600グラム、遠州縞が約650グラムでした。若干軽い。ま、ほんとに若干。ああ、幅が2センチほどしじらの方が広いので、同じ幅として考えたらもう少だけし差は出そうですね。
うむ。これたぶんなんですけど、阿波しじらって夏は涼しく、冬は暖かく着られる着物なんじゃないかな。しじら=夏物というイメージがありますが、遠州縞と50グラムしか変わらず、でこぼこした生地、ということは、着たときに空気をはらむ系の生地ですから、いわゆる衣服内気候が保たれるってやつ。透け感のわかりにくい色柄にして、風よけの上着を着れば、もっと長い期間着られそうな気がします。
というわけで今日はこちらをご紹介します。
阿波しじらグレー&ネイビー#2
時節がら白レースの帯の出番が多くなっております。。。阿波しじらは襦袢なしで浴衣としてもお召いただける素材ですので、半幅カルタは涼しくて簡単なのでおすすめです。
あとは、こちらネイビーと言いつつかなり黒に近いネイビーで、また大きな縞で潔い雰囲気なので、ここはかっこよくパイソンもおすすめです。
爬虫類は質感がひんやりしているので、夏こそおすすめな素材です(フェイクなんですけどね)。パイソンの半幅かるたもあるのですが、カルタはカジュアル感が高いので、私だったらこの場合は襦袢を着て半幅ではなくお太鼓をつけて粋なおねえさん風にしたいです。
以上、すぐご用意できるシリーズでお送りいたしました~
お買い物はこちらから!
サイレントヒルで和を結ぶ~静岡県産素材だけの、着物と和小物展
9/19~25東急吉祥寺店6階イベントスペースにて
8月の営業と9月のイベントのご案内
この夏は浜松注染そめ浴衣を推してます
小梅とSMILE-夏と浴衣と半巾と-
半衿カットソー(Tシャツ襦袢)10年ぶりリニューアル
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半衿カットソー(Tシャツ襦袢)10年ぶりリニューアル