きものは着るもの

先日どしゃぶりの雨の中、着付け用ボディーをカートにくくりつけ、着物一式を抱え、さらに自分も着物で、傘をさして、磐田に行ってきました。磐田市福田のコーデュロイできものを作ったので、静岡新聞さんが取材してくれることになったからです。
写真を撮ればよかったんですけどねぇ…、撮ってもらうばかりで、自分が撮るのを忘れました



この紋コーデュロイの着物をボディーに着せまして、帯はせっかくなので同じく福田産の別珍の



こちらミントグリーンを合わせました。無地無地で寂しいので、濃いグレーにピンクで柄の入った帯揚げに、きものと同じ色の三部紐、ブルー系のガラスの帯留めという組み合わせにしたんですが、写真がなくてすみません。今度また撮ってご紹介します。ちなみにこの帯、裏は茶色で、チョコミントみたいなんですよ。詳細はショップの商品ページをご覧くださいね。

この別珍は、別珍鼻緒サンダルのMARUMIRUさんに譲っていただいたMARUMIRUオリジナルカラーなんです。紋コーデュロイに出合ったのは毎度おなじみJapan Creationだったのですが、以前からイベントでご一緒させていただいていたMARUMIRUさんはずっと前から福田の別珍を鼻緒にされていたので、別珍で帯を作ろうと思ったときに生地を譲っていただきました。さすがにオリジナルだけあって、微妙ないい色合いです。

別珍の帯って、今まであんまり見なかったように思いますが「私持ってる～！」という方、いらっしゃいますか？ねじったり結んだりすると傷が入ることがあるので、普通の長い帯には向かない素材かもしれませんね。その点２部式は問題なし！あ～うち２部式専門でよかった～。
小梅はきものが無地系なので、無地で帯というのを今まであんまり考えたことがなかったんですよ。でも、以前東京駅のグランスタのイベント用にきものと帯を作らせていただいたときに、目いっぱい柄の大正ロマンな縮緬中振袖に、別珍の帯を合わせた組み合わせがとてもよくて、あぁ別珍の帯いいかも、と開眼したんですね。あんなにいろんな色の入ったきものでも、別珍のしっとりした風合いと、無地、ってことで、ガチャガチャにならずに収まるんですよね。
しかも、それが静岡県の生地なので、これはやらないと！というわけで、今回春っぽい３色出しました。ミントのほかに、ローズと、モカがあります。また後日、それぞれコーディネートして紹介したいと思ってます。

さて、それでその記事はいつ掲載されるのか…。文化面か、経済面か、朝刊か、夕刊か…、記者さんにもわからないんだそうですよ。だから、見つけたよ！という方は是非、ご一報ください！！静岡新聞です！

福田の別珍、コーデュロイ、これからも積極的に扱っていきたいと思っています。

小さいですが生地サンプルは無料でお送りしています。こちらから、ご希望の生地の商品名等をお知らせくださいね。



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