2010年02月15日
着物が来てるって!!
まだ冷たい雨が降っています
寒くて雨だと、洗濯ものがまったく乾かないので非常に困ります。毎日繰り越し、繰り越しで!!せめて3日に1回は、ビシッと晴れてください、お願いします!
さて、私は昨日、六本木のawaiさんという着物屋さんで開催された、「着物の仕事で飯が食えるか!?」というイベントに参加してきました。2回あるうちの第一弾「売場からみる着物の仕事」というタイトルで、伊勢丹新宿店の和装小物のバイヤー浅子堅一郎さんがゲストです。参加者は15名限定だったのですが、なななんと、その中に小梅のお客様がいらっしゃったのですよ!びっくりしました~それがまたとっても素敵な方だったので、ああこんな方が使ってくださってたのね…と感動もひとしおでした
さてみなさん、ここだけの話、今、着物が来てるみたいですよ。
前にも書いたことがあるかもしれませんが、着物の売り上げが一番高かったのは1970年代前半、団塊世代の嫁入り時です。売れたにもかかわらず、戦後世代は自分で着られないので箪笥の肥やしとなり、それが中古として出回ってますね。
それ以降、売上はずーーーっと下り坂。だから業界はますます、1反でン十万と利幅の大きい晴れ着を売ることばかりに力を入れ、しかし晴れ着なんて普通はそう何着もいるもんじゃなし、そうやって市場はどんどん小さくなってしまいました。この30~40年間の着物業界は、つまり「晴れ着業界」だったんですね。
しかし、最近になって晴れ着ではない、普段着の着物を着たいというニーズが、少しずつ、少しずつ増えてきました。今までのような晴れ着は全然欲しくない、でもそうじゃない着物は欲しい人たちです。
私は日ごろ静岡県東部に生活しているので、ほかの人のきもの姿はめったに見かけませんが、東京ではかなり頻繁に目にするようになりました。
浅子さんがバイヤーをされている伊勢丹新宿店のきもの売り場では、今までの着物の枠にとらわれない、新しいものをどんどん取り入れて、好調なのだそうです。百貨店と着物というキーワードで好調なんて、普通ならあり得ない事態ですよね。さすがファッションの伊勢丹です。私も今度上京する時は、売場を見てみたいと思ってます。
またawaiさんは、博多織のメーカーが、紆余曲折を経てついに自社で小売りをするようになったいわば博多織のアンテナショップなのですが、これがまた都会的で洗練された着物や帯の数々、ホンモノ着物でありながら手の届く価格、まさに「こういうの欲しかったのよ~」という感じのお店で、2年前のオープン当初から、雑誌等々のメディアに引っ張りだこです。
つまりですね、新しい着物市場ができつつあるようなんです。ついに、着物を着たかったみんなのニーズに応えるタイプの、イケてる着物市場が。
今まで10~15年ばかり、アンティーク着物や、古着などを含め、ごく少数のイノベーター(革新者、導入者)が好きで着続けている状態が続きました。この人たちは、言わば「オタク」(←awai木下さん談)。つまり私もオタク
しかし今、長年の潜伏期間を経て、普段着きものがついにブレイクの兆しなんですね……。
twitterでは、着物を作る人、売る人、着たい人、洋服業界や、はたまた全くの異業種の人などが入り乱れ、これからの着物について、スリリングかつ活発な議論が繰り広げられています。それを見ているだけでも、ああ、着物来てるんだなぁ、とゾクゾクするほど。twitterをなさるかたはハッシュタグ #kimono で検索か、@1stkoume(←私です)を探していただいて、私がフォローしてる方のツイートを追っていただくなどすると、同じようなスリルが味わえるかと思います。
着物を着る人はきっと増える。間違いない。これからの新しい着物市場、期待してます!!
にほんブログ村 着物・和装←もしよろしければポチっとお願いします!
寒くて雨だと、洗濯ものがまったく乾かないので非常に困ります。毎日繰り越し、繰り越しで!!せめて3日に1回は、ビシッと晴れてください、お願いします!
さて、私は昨日、六本木のawaiさんという着物屋さんで開催された、「着物の仕事で飯が食えるか!?」というイベントに参加してきました。2回あるうちの第一弾「売場からみる着物の仕事」というタイトルで、伊勢丹新宿店の和装小物のバイヤー浅子堅一郎さんがゲストです。参加者は15名限定だったのですが、なななんと、その中に小梅のお客様がいらっしゃったのですよ!びっくりしました~それがまたとっても素敵な方だったので、ああこんな方が使ってくださってたのね…と感動もひとしおでした
さてみなさん、ここだけの話、今、着物が来てるみたいですよ。
前にも書いたことがあるかもしれませんが、着物の売り上げが一番高かったのは1970年代前半、団塊世代の嫁入り時です。売れたにもかかわらず、戦後世代は自分で着られないので箪笥の肥やしとなり、それが中古として出回ってますね。
それ以降、売上はずーーーっと下り坂。だから業界はますます、1反でン十万と利幅の大きい晴れ着を売ることばかりに力を入れ、しかし晴れ着なんて普通はそう何着もいるもんじゃなし、そうやって市場はどんどん小さくなってしまいました。この30~40年間の着物業界は、つまり「晴れ着業界」だったんですね。
しかし、最近になって晴れ着ではない、普段着の着物を着たいというニーズが、少しずつ、少しずつ増えてきました。今までのような晴れ着は全然欲しくない、でもそうじゃない着物は欲しい人たちです。
私は日ごろ静岡県東部に生活しているので、ほかの人のきもの姿はめったに見かけませんが、東京ではかなり頻繁に目にするようになりました。
浅子さんがバイヤーをされている伊勢丹新宿店のきもの売り場では、今までの着物の枠にとらわれない、新しいものをどんどん取り入れて、好調なのだそうです。百貨店と着物というキーワードで好調なんて、普通ならあり得ない事態ですよね。さすがファッションの伊勢丹です。私も今度上京する時は、売場を見てみたいと思ってます。
またawaiさんは、博多織のメーカーが、紆余曲折を経てついに自社で小売りをするようになったいわば博多織のアンテナショップなのですが、これがまた都会的で洗練された着物や帯の数々、ホンモノ着物でありながら手の届く価格、まさに「こういうの欲しかったのよ~」という感じのお店で、2年前のオープン当初から、雑誌等々のメディアに引っ張りだこです。
つまりですね、新しい着物市場ができつつあるようなんです。ついに、着物を着たかったみんなのニーズに応えるタイプの、イケてる着物市場が。
今まで10~15年ばかり、アンティーク着物や、古着などを含め、ごく少数のイノベーター(革新者、導入者)が好きで着続けている状態が続きました。この人たちは、言わば「オタク」(←awai木下さん談)。つまり私もオタク
しかし今、長年の潜伏期間を経て、普段着きものがついにブレイクの兆しなんですね……。
twitterでは、着物を作る人、売る人、着たい人、洋服業界や、はたまた全くの異業種の人などが入り乱れ、これからの着物について、スリリングかつ活発な議論が繰り広げられています。それを見ているだけでも、ああ、着物来てるんだなぁ、とゾクゾクするほど。twitterをなさるかたはハッシュタグ #kimono で検索か、@1stkoume(←私です)を探していただいて、私がフォローしてる方のツイートを追っていただくなどすると、同じようなスリルが味わえるかと思います。
着物を着る人はきっと増える。間違いない。これからの新しい着物市場、期待してます!!
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15周年ありがとうございます
Love&Kimono vol.12ご報告と、来年からのラブきも
エステと着物のコラボイベント。美へのこだわりにひれ伏す1日
Love&Kimonoご報告と、3月ですが新年の抱負
シルックについていろいろ考えてみた
ありがとうございました!LOVE&KIMONOご報告
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Posted by 小梅店主 at 22:29│Comments(0)
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