きものは着るもの

今日は、友達に誘われて、美輪明宏のコンサートに行ってきました！
いや～～～……。何の先入観も、期待もなく、ただ誘われたので、「じゃあいこか～～」くらいの気持ちだったのですが。
いや～～～……。もうなんて言ったらいいかわかりません。この世のものとは思えない雰囲気がありました。ただの歌じゃない、何か、なんて言ったらいいかわからないものを、ビシビシ感じました
アンコールが皆さんもご存じ「愛の讃歌」だったのですが、ふと、私の結婚式で「愛の讃歌」を歌ってくれた友達のことを思い出しました。急に、その友達に連絡しなきゃいけないような気がして、帰ってきました。
それから「う～ん、私の人生もまだまだだわ……」ということも。それが、今日の感想です。



さて、そして今日のきものです。
先日に引き続き、気分はまだ“柔らかものモード”。和裁士さんを「渋いねぇ！！」と言わしめた、栗色の鮫小紋です。裾まわし（八掛）も栗色なので、私も仕上がったのを見た時「むむっ、男ものみたい！！」と思いました。でも、きものって着るだけでなんだか女度が上がってしまうので、日頃男っぽい私には、きものもあまり女っぽくないものの方が、気分が落ち着きます。
どうもこげ茶が好きなんですよね～。洋服でも、コートは黒じゃなくて茶。ブーツも黒じゃなくて茶。黒と茶があったら、迷わず茶を選びます。なぜか？土の色だから！そこから命が芽吹くような気がするからです。

帯は、魚模様の袋帯です。魚柄に弱い私。これは１０年くらい前に、リサイクルきものの催事で買いました。個性的すぎて、当時はなかなか着こなせなかったのですが……。１０年経って、そういえば平気になったような……。厚かましくなった…のかな？？



うしろはこんな風です。
ギョギョッ？こうしてみるとなんかキョーレツ…？？



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