きものは着るもの

はい、連休も明けましたので、どんどんいきます！

昨日ご紹介した綿麻大きい格子　紫の色違い、大きい格子　緑です。

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帯はあえて、昨日と同じ手紡ぎ手織り草木染め兵児帯ローズ＃７にしました。

緑というのは、洋服の時はあまり選ばない色ではないでしょうか？モスグリーンはよくありますが、きっぱりした緑のＴシャツ、緑のスカート、緑のブラウス、緑のジャケット……あんまりないですよね。
そういえば学生の頃、いつも全身緑の先生がいたな…。背広もネクタイも、バッグも靴も。遠くにいてもすぐわかる！住んでるところが緑町で、奥さんの名前が緑さんとかいう噂もあったけどあれは本当だったのだろうか…。それ以前にどうしてあれほど緑だったんだろうか…。余談です。

で、着物の緑ですよ！
小梅では、緑は積極的に取り入れています。どうしてかというと、着物だとイイからです！
着慣れない色だから、ちょっと個性的かな、と思ってしまうのですが、着てみるとそんなこと全然ないんですよ。そして、緑は葉っぱの色。どんな花の色ともすんなり調和してしまうのが葉っぱの色、だから、帯の色を選ばないんですね～。

緑のジャケットに、ピンクのブラウス…ちょっと想像しにくいものがありますが、画像の通り、着物だとスンナリ！ピンクの帯なんて、むしろ無難すぎるくらいです。
ベーシックな色からもう一歩踏み出したい方に、ぜひチャレンジしていただきたい色です。ありがちじゃないのに浮いたりしない、洗練された着こなしができるとおもいますよ！

ちなみに、私はコーディネートを考えるとき、花の色を参考にすることがあります。花びら、葉っぱ、雄しべ雌しべの色…。よく見ると斬新な組み合わせなのに、違和感なくおさまっていて不思議です。今だとパンジーやビオラなんかよく見ますけど、あれらの花の顔なんか、結構奇抜ですよね。
毎年思うのは、ソメイヨシノはバックに青空がないと美しさが活きないこと、一方で八重桜は新緑の葉っぱと同時に咲くので、天気が悪くても美しいこと。ひな祭りにピンクの桃の花と、黄色い菜の花と明るい葉っぱの色のベストマッチ。白いマーガレットにピンクのチューリップを組み合わせた花束がやたら可愛いこと…。



こちらは昨日、産直の八百屋さんで100円で売っていた麦とアヤメの花束に、家に咲いている紫蘭を足していけた（いや、花瓶に投げ込んだ）ものです。緑に深い青、しかも挿し色に黄色のアヤメ。緑に紫の紫蘭。う～む、さすがは花よ……、おぬしやるのぅ……。かないません。

小さいですが着物の生地サンプルは無料でお送りしています。こちらから、ご希望の生地の商品名等をお知らせくださいね。なお、草木染め兵児帯は、お分けできる端切れがないのです。申し訳ございません。



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