きものは着るもの

たいへんご無沙汰しております、みなさまお変わりなくお元気でいらっしゃいますか。。。

年が明けると申告やイベントの準備で手いっぱいになり表向き沈黙してしまうのは毎年のことなのですが、ブログに関してはかなり長い間投稿が滞っておりました。
滞っている間に世の中が様変わりしてしまうような流れの速さに、もはやついていくことをあきらめそうになる昭和の者ですが、これからもマイペース＆アナザペース、すなわち成り行き任せで参りたいと思います。

さて、この時期お知らせといったらLove&Kimono!!気づけば1カ月切っておりますが、今年も3/11-13を予定しております。時間は3日間とも11時～18時。18時には閉場しますので、ゆっくりご覧になっていただける方はもう少し早めにおいでいただいた方がいいかなと思います！東京近郊のお客様には、後日ＤＭもお送りする予定です。






年に１度の対面イベント、長らく下北沢で開催しておりましたが、今回は西荻窪になりました。Gallery Stellaさんという、どこか西洋アンティーク風の素敵なギャラリーです。遠くなった方、近くなった方いらっしゃるかと思いますが、よろしければどうぞ足をお運びくださいませ。

といっても３月はまだ例のあれが収まりきっていないことが予想されますね。。。
ラブきもはお客さまでごった返すようなイベントではないので、換気や手指の消毒など対策をして開催いたしますが、万一直前で店主が感染したり濃厚接触者になるなどすると、対面での開催が急にできなくなる可能性もゼロではない。お見えいただける場合は、直前にこちらのブログやその他SNSで、無事会場が開いたかどうかご確認の上おいでくださいませ。

Love＆Kimonoは、東日本大震災のチャリティーとして始まりました。特にvol.2からは、福島の子供たちの保養をメインに支援してまいりましたが、昨年からはコロナ禍で貧困やＤＶなど困難な状況にある子どもをサポートする団体にも支援しています。彼らが大人になったときにも着物を着る習慣や楽しむ文化があってほしい。小梅の募金額などささやかなものですが、皆様にお買い上げいただいたお代の中から、今年も未来の福島子ども基金、３keys、Chance for Childrenの3団体にお届けする予定です。


今回は、シルックの小紋をですね。反物でご用意しておりまして、初めてのことなのでそちらをぜひご覧いただきたいなと思っております。
小梅のポリ江戸小紋は同じ東レのシルジェリーなんですが、オリジナルで柄物をご用意するのがとてもハードルが高く、なかなかできないでおりました。今回はオリジナル柄ではなくシルック専門の問屋さんの反物ですが、こういうの作りたかった、という柄を８種ほど選びましたので、見ていただこうかなと。肝心の色柄は、まだ手元に反物がないのでご紹介できないのですが、直前までにはチラ見せくらいはできるかなと思っております。

ときどき、茶道をされている方から、上着はMでスカートはLにできませんか？というお問い合わせをいただきますが、今回はマイサイズお仕立てで承りますので、そういったオーダーも可能です。また、単、袷の長着のお仕立てもご希望でしたら可能ではありますね。

あとは、すでに仕立てあがっているんですが、なんとシルックの付け下げも。。。フォーマル界で不動の人気を誇る淡い水色の付け下げを和裁士さんに手縫いで誂えてもらいました。どこへでも自信をもって着ていただける出来栄えとなっておりますので、ぜひご試着なさってください。もっちろん、襦袢袖の比翼もついておりますので、半襟カットソーの上にこれ一枚という小梅魂も健在です。
シルックはお値段が…これなら正絹買えるのでは？というお値段になる場合もございます。安くはないシルックというものを、どう考えるのか？ということについては、また改めて書きたいと思っています。