きものは着るもの

更新するたびに久しぶりになって申し訳ございません。ログインが108日ぶりですって。煩悩の数だけご無沙汰してしまいました。。。
季節はすっかり真夏ですが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか？

遅ればせながら、阿波しじらの無地がたくさん仕上がりまして、ようやくアップいたしました。
青系だけで５色あって、それぞれいい感じなので順々にご紹介したいと思います。




並べるとこんな感じで、一番下はベージュが強く見えますが、立体的に着つけてみるとブルー系ですなんですよ、追ってご紹介しますね。

というわけで第1弾、一番上の「天色（あまいろ）」です。



できるだけ和の色の名前から近いものを探して名付けておりますが、天色は現代ではあまり聞かない名前ですね。晴天の澄んだ青空をさす言葉だそうです。青色にもとても近い色です。強い日差しにも負けない、パリッと清々しいイメージ。



経糸に一部濃い藍も入っていて、ありそうでないカラーかなと思いました。

帯は草木染シリーズがまあよく合うこと。夏なので、かるたで気楽に着るのもおすすめです。わた、空、木や、今年久しぶりに入った兵児帯も、ぐるぐる巻いてふんわり結べば様になって簡単ですね。



上から２番目は空色。また空の色になってしまいましたが。。。天色より一段薄い青。昼間の晴れた薄く明るい空の色でスカイブルーですね。ザ・青空、という感じです。



こちらは経糸が白で、緯糸が、このスカイブルー。帯は草木染二部式帯の春昼を合わせました。格子の中に、近いブルーが入っているのと、ほかの草木染２部式より生地が薄いので軽やかに見えていい感じ。お太鼓なので、かるたよりちょっと改まった雰囲気にはなりますが、着物も帯も木綿なのでカジュアルです。



透け感わかるでしょうか、あえて日差しを当ててみました。ボディーさんの腕のシルエットが若干わかる感じ。
生地の薄さはどのカラーも同じなのですが、無地は柄のごまかしがきかないので、明るい色ほど透けがちです。

阿波しじらは襦袢をつけずに浴衣としてもお召しいただける素材ですが、それでも浴衣スリップのようなインナーはお召しいただくことをお勧めします。また、着物として着る場合も、麻の長じゅばんなどを1枚すっぽりとお召しになれば一番安心ですが、上はカットソーや筒袖の半襦袢でよいとしても、スカート下は裾除けか長めのステテコなど、透け対策をした方がいいですよ！汗対策にもなりますしね。
とはいえ、木綿は汗をかいても自分でお洗濯できるので安心です。弱水流（ドライモード、おしゃれ着洗いなど）で単独洗いしたら、竿に通して陰干しでOK。パリッと糊をかけると肌につかずより涼しいですが、糊をかけずに肌触りよく着るのも気持ちが良いものです。どちらでもお好みで。なおお届け時には糊がかかっています。

生地サンプルは小片ですが無料でお送りしております。ご希望の商品名とお送り先ご住所をメールでお知らせくださいませ。