きものは着るもの

この秋冬の商品がいろいろ出揃っているのですが、ブログでのご紹介が滞っており申し訳ございません。ここらでまとめてご紹介します！

まずは今年の裏のついたウール２着。




ワイン＆グレー、レッドチェック、各26000円+税です。

去年、今年と、ウール100％の生地が手に入りやすい気がします。ポリやナイロンが少し入っているものしか見つからない年もあるんですけどね。

とは言え、これ前にも言った気がしますが、着物にするのにウール100が最高なのかというとそうじゃないんですよ。着尺（着物の反物）のウールなんて見てください、30％くらいナイロンが入っているんじゃないですか？ナイロンが入ると、丈夫になってシャッキリします。お茶のお稽古で、ひざをついたり正座したりしても、そう簡単にひざが抜けたりしません。

でも小梅のウールは洋服地から誂えますが、ついついウール率の高い（できれば100）生地を採用してしまいます。なぜって…？天然素材が好きだから。温かみがあって風合いがいい。椅子の生活には差支えない。化繊率が高いと、手触りが冷たい感じがして、んーー、と躊躇してしまいます。毎年人気のネップツイードも、ナイロン率の高いものなら簡単に見つかるんですけど…。

余談が長くなってしまいました。こちら、どちらもウール100％、スカートはキュプラの裏地がついています。ウールガーゼのような、柔らかめの織で、ふっくら空気をまとうタイプの生地になります。




この手のウールには別珍が本当によく合いますね。赤のほうには、黒の別珍帯をぜひ合わせたいのですが現在仕立て中。もうすぐできますのでお待ちくださいませ。

で別珍ではなく商品ページでこの着物に合わせていたのがblue oceanとジグザグベージュグラデーションでした。どちらも横縞、各14000円+税です。




blue oceanは、大人のデニムコーデをイメージして誂えました。砂浜と海と空の色が波打ち際のようなデザインで縞になっています。
ベージュグラデーションのほうは、上品大人コーデの鉄板ですね。紬とか、カラーデニムなんかにもよさそうです。どちらも起毛で見た目のボリュームもあるので、秋冬系の素材感のある着物に合わせるのがおすすめです！
寒くなってきたので、ホッコリコーデにぜひお役立てください。

あとは、西陣織classicの新柄が出ているので、また追ってご紹介しますね～


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