2010年05月06日

付け袖って何のこと?

「梅梅会談」の話の前に、「付け袖&ペチコートセット」の新柄入荷およびサイズオーダーの件、先にお知らせさせてください。

従来、小梅の付け袖は、小梅のきものに合わせた大きさのワンサイズでしたが、今回入荷した6柄については、縦52、横36センチまでの大きさならご希望のサイズにお仕立てしてお届けできることになりました!

柄はこんな感じですよ~全然雰囲気の違う6柄です。あ、白地に紺のドットはすでに売れてしまいました。

付け袖って何のこと?
付け袖って何のこと?

詳細は、商品ページの方をご覧になってくださいね。色も商品ページの画像の方が正確です。

ところで、そもそも付け袖って何のこと?という方がいらっしゃるかもしれないので、少しご説明しますね。
こちらは、襦袢の袖になりまして、その名のとおり、つける袖なんです。

着物の下には襦袢を着ます。通常は、着物の寸法に合わせた襦袢を着ることになっておりまして、特に裄丈(ゆきたけ:背中心から袖の先までの長さ)と袖丈(そでたけ:袖の長さ)が着物に合っていることがよしとされています。

マイサイズに誂えた着物と襦袢であれば、お互いの寸法は合っているはずですが、いただきものだったり、リサイクルだったり、自分の寸法でない着物と手持ちの襦袢の寸法が合わないということはよくあります。

そんなとき活躍するのがこの付け袖、そして半じゅばんです。
袖のついてない半じゅばんに、着物の裄丈に合わせてこの袖をつければ、着物と襦袢の寸法を合わせることができるのです。小梅の付け袖は綿100%なので、チクチク縫ってつけてもいいですが、頻繁に付け外しする場合は安全ピンで3か所くらいとめるだけでも大丈夫です。

そして、着物との寸法を合わせるため、という実用的な理由以外に、袂や袖口からチラっと柄を見せるオシャレとしての側面もあります。
日常生活になじむ普段着きものは、シンプルな色柄のことが多いですが、ほんの少しだけ見える小さな面積には、着物や帯だったら躊躇してしまうような、思い切った色柄にチャレンジすると、全体の洗練度がグッと上がるように思います。

付け袖とセットになっているペチコートは、前が重なるように合わせてあって、ウエストはゴムになっています。スポッとはくだけなので、らくらくですよ!

サイズオーダーは、ご注文時の備考欄で寸法をお知らせください。2週間ほどでお届けいたします。



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タグ :付け袖

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Posted by 小梅店主 at 08:15│Comments(0)お知らせ
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